昨日、今日と「相棒7-11「越境捜査」」の記事に多くの方がご訪問下さりありがとうございました。
最初はなんでかなと思っていましたが、清掃員の江波和江はその「越境捜査」に出てきた家政婦さんだったのですね。
私的には今回のお話、凄く面白かったです♫
≪基本的に、ドラマの感想はネタバレしています。未見の方は気を付けてください。≫
あのケースワーカーの友里は、最初から怪しいと思いましたし、きっと右京もそうなんだと感じました。だから和江が病院まで付き添うと言ったのを、上手くそれをかわして友里に付き添ってもらったのだと思ったのです。
だけど、どう見てもおばちゃんより若い人に付き添ってもらいたかった右京と言う感じにしか見えなくて笑ってしまいました。
目が見えなくなると言うエピソードから始まって、ラストの暗闇での逮捕劇。
何気ない病院での少女との出会いと触れ合いのエピソードもジーンとしましたし、そこで得たアイテムが役に立つことになったのも良かったですよね。
被害者の怪しい上司や職場の女性など、または新しい右京さんの相棒にAIを持ってくるなど、単純になりがちな話に膨らみを持たせた感じに、見ている側は単純に楽しむ事が出来たように感じました。
しかし悪党と言うものは、何らかのほころびを見せて自滅して行くものなのでしょうね。
あのような犯罪は、目立たなければこの先もまだまだ続けられたかもしれません。
でもそれぞれが欲を出し、殺人事件にまで発展させてしまったのですよね。
しかもですよ、刑事にけがをさせてしまった事は、分かっていたと思うのです。一度失敗しても間髪開けずに実行したと言う事なのですよね。それで死体が見つかってしまっても、自分にたどり着かないなんて事、思うかしら。
共犯二人で山奥に埋めに行かなければならなかったんじゃ・・・・・って、おいっ !?
犯人側に立ってどうするのじゃ。
そして目が見えるようになった右京さんが、青空を見上げるシーンは素敵でしたね。
普通に見えるその空の青さ、または当たり前のように過ごす毎日。
日常の中の幸せを感じさせる、良いシーンだったと思いました。
シナリオは根本ノンジさん。
シーズン17では「相棒17第5話「計算違いの男」」「相棒17第11話「密着特命24時」」「相棒17第14話「そして妻が消えた」」などを書いています。