森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

「カタクリ群生地」まで小さな旅気分♪

2017-04-16 01:41:52 | お出掛け日記

かなり昔になってしまいましたが、以前は体力だけが勝負と言う内容のパートのお仕事をしていました。そこでは仲良くなった人たちとバスパックツアーも含めてどれだけお出掛けしたことか分かりません。ただみんなとのお休みの調整と花の都合とがうまく合うかは運次第と言う所だったのです。

「まだ咲いていない」「もう終わってしまった」なんて事はよくある事だったのです。

その中でまったく咲いていなかったカタクリの花と言う記憶が曖昧にあって、いったいどこに行ったのかもさえ覚えていないのですが、ただ貰えなかった飴玉のような記憶が残ってしまっていたのでした。

この季節、いろいろな花の画像のプレゼントをネットの窓から頂きますが、その中のカタクリは、私には縁のないような気がして寂しく思っていたのです。

 

ところが、いつも楽しく記事を読まさせていただいているすぎ様のブログで

「柏 逆井かたくりの群生地 カタクリの花 満開」

と言う記事がアップされました。

「やだ、もう。逆井なんか近所じゃん。」

と言っても家から1時間弱はかかったのですから、近所と言うわけでもないのですが、こんな近くにそんな所があったなんて、知らないにも程があると思ってしまいました。

 

いえいえ、知らない事なんかまだまだいっぱいあるのですよね。

と言うわけで、いそいそと出掛けてまいりました。

 

逆井駅のホームには、このような看板が出ていました。

 

 

駅を降りたら、ずっと矢印に沿っていけばたどり着けることになっています。

 

 

 

 

ここはすみれも綺麗に咲いているんです。

風が木々を揺らして、さざめく梢の音も心地よかったです。

この丘には足を踏み入れることは出来ません。

柵のこちら側からその愛らしさを愛でるだけです。

でもだからこそ、この自然のカタクリの群生地が存在しているのかも知れませんね。

 

こんなものも・・・

えーとなになに ?

「房総の魅力500選」、そんなのがあるんだ !

面白い事って、なんとなく連鎖していくように思います。

 

 

帰り道・・・。

菜の花ってなんで、もの悲しさを感じさせるのでしょうか。

そんな感覚、私だけかな。

いや、違うはず。

じゃなかったらあの「いちめんの菜の花」って言う詩なんか出来っこないですものね。

 

行く春に

「そんなに急いで行かないで。」と言いたくなってしまうからでしょうか。

 

 

家からは近いと言っても、逆井はほとんど知らない町でした。

そんな町に降り立って、知らない道を歩く。

それだけで小さな旅気分になれた楽しい一日でした。

 

 

 

※ カタクリの群生地、教えてくださってありがとうございました。

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2 コメント

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Unknown (Bluemoment)
2017-04-16 06:31:36
カタクリは落ち着いたたたずまいが素敵だと思います。
私は菜の花に淋しさはあまり感じないのですが、
「菜の花=思い出になっていく」のようなイメージがあります。
「いちめんのなのはな」大好きな詩です。
今長男が国語で習っています。
昨日も車から川に沿って咲いている菜の花を見ながらその詩を想いました。
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Bluemoment様 (kiriy)
2017-04-17 00:32:15
カタクリってパッと目は地味な花に感じてしまうのですが、じっと見ていると、その佇まいに見とれてしまいます。なんだかバレリーナが後ろに腕を伸ばしたポーズを連想してしまうからかもしれません。

「いちめんのなのはな」。
あの詩って、風景が頭の中にバーンって迫って来て凄いなと思うのですが、草笛や真昼の月など、なんでだか胸がキューンとなるんです。

>「菜の花=思い出になっていく」のようなイメージがあります。
そのイメージも凄く素敵だなって思いました♪
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