森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

運河の岸辺を散歩する その2

2020-05-05 01:44:19 | お散歩&写真日記

4月30日の出来事「運河の岸辺を散歩する」の続きです。

トップ画像はオオアマナ。群生していますが、野の花と言うわけではないのですよね。

この花は、今マンションにも咲いていて可愛い花だと思います。ちょうどこの写真を撮った時は、マンションの花はここまで咲いてなくて、思わずパチリとしてしまったのです。

 

だけど私が「運河、最高 !」と感じたのは、私が野の花が大好きだからと言う理由によるものだからだと思います。

もうその花の種類が、半端なくあるのです。

歩いているだけで嬉しくなってしまうのでした。

 

この前行った街の中の森は(何処かに行った気分 ♪)、トッテ良いのは写真だけです。何も足さない何も引かないのが今のルールだと思います。

あの場所も、ルート君が幼稚園の頃はザリガニ吊りのメッカで、マメなお母さんたちは子供たちを連れて行った場所でした。

私は12,3年前に初めてそこに訪れた時、この沼の先には何があるのだろうかとその奥に分け入った時に、ゴミの民間回収業者の私有地なのかと思ってしまいました。それぐらいに森中にゴミが積まれ、それで道が出来ていたのでした。そこにその森を守ろうと立ち上がった人たちがいたのです。

そしてあのような美しい街の中の森になったのです。

今でもその方々は、外来種を排除し、または不要になった金魚などを無責任に放しに来る人たちと闘っているのです。

 

だけど、この運河の道端の花たちを、ほんの少しずついただいても、それは許されることだと思います。近隣の人たちは、よもぎの季節にはこの土手のよもぎを摘み、またはセリなども摘むそうです。

それに計画的に、すべてではないものの草刈機で駆られてしまう花たちなのですもの・・・・・・そう書いたら悲しくなってしまったりして・・・。

だから次に来るときは、頑張って自転車で来て、写真ばかりではなく押し花か標本用にほんの少しずつ採集しようかなと思ったりしたのでした。

やっぱり動けば次のやりたい事のアイデアが浮かぶと言うものですね。

 

 

本当に行ってみたかった所は、この先にあったのだけれど、今回は駐車場からここまで結構あったし、頑張れば行ける事も分かったので良い事にしました。いや、意外と限界が来ていたのです。

 

橋の上からあっちを見てこっちを見て

来た時は反対側の岸辺を歩きつつ帰りました。

この水辺の木が美しいのでカメラを向けると・・・・。

トリさん発見。

「ルート君、見て !!」と呼んでも、既に彼の姿は視界から消えていたのです。

置いて行かれたと思っても、この母は焦る事もなく

またもあちらこちらで引っ掛かり・・・・

 

 

途中でルート君はどこかに腰かけて待っていてくれましたが、まだフラフラしたい母は、先に言って待っていてと言い、なんか彼が幼稚園の頃、あちらこちらに行ってしまうのを、いつも大声を出して追いかけていた事を想いだし、なんか逆転したなぁと可笑しくなってしまいました。

 

てなわけで、運河散策を満喫したわけですが、川辺を離れて駐車場に向かった辺りから、いきなりこの母はヨロリと限界が来てしまいました。万歩計を見てもまだ8000手前。その前の森に行った時は、12000でも平気だったのに、これはどうしてなの ?

土の道を滑らないように歩いていたり、なにげに起伏がある所を下がったり上がったりしていたからなのかしら。

 

ルート君曰く。

「俺、意識してゆっくり歩いたつもりだったけれど、それでもおばちゃんには早かったのかもな。」

そう言えば橋までは並んで歩いていたものね。

無意識にせっせと歩いていたのかしら。

ほんのちょっとだけ良い運動になった一日でした。

(因みに我が家では、ラッタさんは私の事を「あなた」と言い、ルート君は「おばちゃん」と呼び、既に彼らには母ではないらしい・・・(/_;))

 

 

たまには自分の写真でも撮ろうと思いました。わざとマスクを取らないで撮りました。

なぜなら「今」と言う時を写しておきたいからですね。

 

もうちょっとだけお喋りにお付き合いください。

出掛ける時に、ふと玄関に置いてある「テピカジェル」を見て、何もここに置いておかなければならない理由なんかないじゃないと、思いました。

それでそれを持って出かけました。

外のお散歩で、それは必要ないんじゃないかと思いつつ、車に戻るとすぐに二人で手指などを消毒しました。

不用意に橋の欄干などを触っていますし、自販機にも触っていますから。

(そんな所にコロナはいるのかね?)

 

車の中でおしゃべりをしていたら、急に

「うわっ、なんか臭い!!」と私。

「えっ?  なんの匂い ? 」

「え~とえ~と、これは、・・・そうね、消毒液の匂いのような ?」

「おばちゃん、顔と手の位置が近かったから吸い込んだんじゃないか。」とルート君。

私、中国の人が恐怖のあまり家中にハイターの原液を噴霧して、それを吸い込み肺炎になってしまったと言う話を思い出してしまいました。

狭い密閉空間では、気を付けなくちゃぁってなもんですね(^_^;)

 

だけど、この後行ったお店には、消毒液が置いてなかったので、それはやっぱり役に立ったのでした。

 

また、その後に行った電気屋さんでルート君は買い物。だけど私は疲れたのでお茶を飲んで待っていたのです。お客はあっちの端とこっちの端と、そして私だけです。一人の人が帰ると、店員さんが脱兎のごとくやって来て、ササッとテーブルなどを消毒したのでした。見ていて、なんとなく安心出来ました。

 

本当は、コロナウイルスは橋の欄干にも自販機にも、このお店のテーブルにも、やってきた人の体内にも居ないのではないかと思います。

だけど今は、こんな風に怯えて生きると言う事が正しいと言えるのではないかしら。

怯えると言うとなんだか負のイメージがありますが、そうではなく今は、それを指して知恵と呼ぶのではないかしら。

もしくは危機管理能力と。

 

今日、緊急事態宣言が延長されましたが、あのあべっちの原稿は誰が書いたのかしら。

「外出することが悪い事ではなく・・・」

この一文の背景にさえ感じるもの、思う事がたくさんあります。だけど一番簡単に「あれっ?」と感じた事は、これをまだGWの終わっていないうちに言ってはダメだと言う事なのです。本当に何も考えていない原稿ですよね。みんな我慢しているんです。人って聞きたい言葉を聞きたいように聞くと言う傾向があると言うでしょう。拡大解釈する人はやっぱりいると思うのです。そうでなくても、これだけ言われていても想像力欠如の行動をする人が山のようにいるじゃないですか。

と書きだすと、キリがないので止めますね。

 

楽しくステイホーム。今私が始めた事は…と言うのはまた別の記事でね^^


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