確かに「花ファンタジア」のコキアは見頃を過ぎてしまったかもしれません。でもその他の花たちはなかなか見ごたえがありました。この「花ファンタジア」は出来たばかりの頃と違って勢いと言うものがまったくありません。
だけどそれがかえって静かな空間を作り出し、たぶんこの場所の隠れファンは多いはずです。
撮って来た画像の好きなものがなくなるまで、しばらくは飾りに使わせてもらう事にしました。
※ ※ ※
人の名前だとか物の名前が上手く出てこなくなるのは、何も加齢によるものばかりではなく、若い人にも結構ある事だと思います。だけど、やっぱりその頻度と量が多くなってくるのは、悲しい事に年齢に寄るものだと思うのです。
夫が期間限定で家にいるので、一緒に映画を見に行く機会が増えました。
次に行こうと彼が言っているのは
『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。
これは「ハリーポッター」の物語よりも70年も前のニューヨークが舞台のお話なんですって。
魔法学校の教科書『幻の動物とその生息地』を執筆したという設定のニュート・スキャマンダーが主人公。なんだか面白そうですよね。キャストも『レ・ミゼラブル』『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン。なんとシナリオは作者のJ・K・ローリング。期待していいんじゃないかと思いますよ。
と、ここまではついでの映画情報でした。
さて本題ですが、車の中で夫殿が何やら「ハリーポッター」の話を何とはなしにしていました。
「ハリーポッター」と聞いて、私は思わず今は亡きスネイプ先生だったアラン・リックマンの事を思い出し、彼の話は少々上の空でした。
だけどその時彼が、
「『スリザリン』はすぐに思い出すのに、他の寮の名前がまったく思い出せない。」と言いました。
「えー、もういらない情報だから脳内消去したんじゃないの ?」と私。
「だけどなんか気持ち悪いじゃん。アー、なんか俺、学校の名前も思い出せない。」
そう言われた途端に、私も頭の中が白紙です。
「確か寮は4つあるのよ。」
「3つじゃなかったっけ。」
「確か4つよ。ええと『スリザリン』と『ハッフルパフ』と・・・・・・・えーとえーと・・なんか濁点のある文字が入っているのよ。ガガガガ、ギギギギ・・・」
だけど夫が
「声に出さないでやって。」と言ったので、家に帰ったら粘って思い出そうと思いました。
こういう時、すぐに検索とかしちゃったらダメなんですってね。
それなのに、夫殿。帰った途端に「ホグワーツにグリフィンドールだ。」とパソコン前で大きな独り言。
むかっ~てするでしょ。まったくさあ。
それに車の中で「ググググ」って呟いていたら思い出したかもしれないのにね。
で、4つ目はどうしたって、これは私も検索しました。だって絶対に最初から覚えてないから。
「レイブンクロー」なんだけれど、これ言いづらいし、原作を読んでいた時からきっと文字の形で分別していたと思うんです。映画を見ていた時だって「レ」って音でスルーしていたと思うので、絶対に聞かれても分からないと思ったんです。
だけど「例文苦労」なもんで、もう忘れないよ~。
しかし、ああ、
この先の人生にまったく必要もないと思われる、また無駄な知識を再インプットしてしまった~。