森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

相棒16/第9話「目撃しない女」

2017-12-17 02:14:41 | ドラマ(相棒)

※ 16日真夜中からの書きかけ放置になってしまいました。 (^_^;)

 

15日から「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」が始まって、読者に登録している方々の記事にも、早くもその感想が並び始めました。

でも私は(まだ)「見ない見ない。読まない読まない。」と意識してスルーしています。

うっかりネタバレの地雷を踏みたくないし、自分で見る前に人様の評価を知りたくないからです。

 

でも今回の「相棒」の感想は、自分で感想を書く前に、思わず読みに行ってしまいました。いつもならやはり影響されたくないので、書いてから読む事が多いのです。だから時々世間様からひとり浮いている時もあるのですが(^_^;)

だけど今回、ある事を確かめたくて読んでしまいました。そして「ああ、やっぱり。」と思いました。

私、ライターの山本むつきさん嫌いじゃありません。

「相棒」らしからぬ、いや、まさに「相棒」らしいと言うのか、人情者的なものを書きますよね。

 

でもなんか中途半端な感じが、ちょっとしてしまったのです。

厨房を使わせてくれた親切なお店のオーナーが殺されてしまったけれど、そのオーナーの親切な心はどの程度のモノだったのかも伝わらないし、サスペンスとしても、何か物足りない感じでした。←「ああ、やっぱり」と思ったのは、そう感じたのは私だけでなかったのだなと言う事だったのです。

コイバナもイマイチ。

冠城さんは陣川君とは違います。

だから相貌失認である彼女が、最後には冠城さんを一目見て分かるようになって行ったと言うエピソードになったのだと思います。でも彼が入院中に伝言だけ残して故郷に帰ってしまっては、結局かつての陣川君回とさほど違わないように感じて、がっかりしました。

いや、彼女とどうこうなるなんて思っても見ませんが、もしもこの先、彼と絡ませるなら順レギュラーになるくらいの人を持ってきてもらいたいと思いました。

相貌失認の彼女と言うのも、設定的にはなかなか面白かったとは思うのですが・・・・

面白いと言ってしまいましたが、もしも見えない誰かを傷つけていたらすみません。

 

 ところで、彼女が相貌失認であることは、最初の段階で分かってしまいました。別にだから偉いでしょとか言っているわけではありません。

ただ、だてにサスペンスを見続けているわけではないなと思った次第です。

 

「相棒」は今年はこれで最後ですね。

また来年の元日スペシャル、楽しみにしています。

(ワクワク感は昔ほどではないかも知れませんが、それでもナニゲニ『相棒』を新年に楽しむのはお正月のいつもの行事になっています。)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブログ生活4365日

2017-12-15 23:58:49 | 新米パソコン生活
 
ブログ生活4000日 ☆ありがとうございます☆
 上野の山の秋模様12月1日に「モネ展」を観に上野に出掛けましたが、その後お食事をして少々上野の山を散歩してまいりました。今年の紅葉は遅れているのだとか。確かに心と......
 

 さあ、「相棒」の感想を書こうかなとPCを開いて、ついでにメールチェックと思ったら、gooが送ってくれる昨年の記事が目につきました。

昨年の今日が4000日ならば、今日は4365日。当然の事ですが、やはり365日を積み重ねていく事には、そこに何かが生まれていくのかも知れません。

あるいは消滅とか・・・・・・

ある時「未来は見えない、予測するだけ。」と私が言いましたら

我が家にやって来る中学生が、

「『一寸先は闇』って言うんでしょう?」と言いました。

「そう。でも私は『一寸先は光でござる』って言う言葉の方が好きだわ。」

 

大河ドラマの「利家とまつ」の中で丹波哲郎が言ったセリフ。いつまでも心に残っています。

「未来は見えないんだもの。闇か光かも分からないのよ。だったら私は光を信じたいの。」

「確かに、その方が良いな。」と中学生。

 

明けない夜はない。

止まない雨はない。

一寸先は光。

明日もきっと良い日になる。

 

そんな想いを込めて、また明日からも続けて行こうと思います。

 

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総・乗り鉄の旅

2017-12-15 09:52:25 | お出掛け日記

 

上の画像は、上総中野駅にて小湊鉄道からいすみ線に乗り換えるところです。

二両並んでいるところなど、トリテツ鉄ちゃんには溜まらないシーンなのではないでしょうか。

今回の旅は、ある意味「乗り鉄の旅」でした。いすみ線は絶対に譲れないところでしたが、小湊はどうかと、前日のぎりぎりまで星子さんがプランを練ってくれたのです。

先に乗った小湊鉄道の事を少々書きますと、五井駅の通路にて駅弁などが売られていて、それが東京駅などの駅弁とは違う趣があって、いい感じです。

車両二両で、昔のように切符を車内で切って歩く女性の車掌さんがいたのは、無人駅が多いからだと思いました。(ほとんど、そうじゃないかしら。)それもgood!

駅も古さが、「そう言う所に来たんだ」と旅の情緒を醸し出していました。

ただ「養老渓谷駅」までの座席からの車窓の写真は一枚もありません。

なんでかって言えば、窓が汚すぎて撮れませんよ、車窓風景なんか。

と、さりげなく苦言などを言ってしまいました。

観光鉄道でもあるのに残念だと思いましたが、その反面、きっとお掃除にかける人件費なども大変なのかも知れないなと思ったのでした。

だけど・・・・

養老渓谷駅にて電車が入ってくるところです。

 

 

 そして、こんな風に後ろの窓から過ぎていく風景を見るのは好きです。

 

 

近頃人気のいすみは車両も新しいのか、とっても綺麗でした。

そちらの車両でも同じことをしていました。

 駅たち。

 「大滝駅」では停車時間が長かったです。じゃあ、こんな車窓の画像じゃないのはないのかって言う所ですが、まあ、そっちの写真は自分たちがニコニコとして映っていますので、載せられないかなって思います。

「大滝駅」の停車時間が長い事を知ったのは、アナウンスが入ってからだったのですが、その駅に着いたとき、この人は鉄ちゃんだなと思われる人が、それまで静かに座っていただけなのに停車した途端におもむろに降りて、

「へえ、この人、こんな所で降りるんだ。」と思った途端に、そのアナウンスは流れたのです。

知ってるなあ、鉄ちゃん、って私思いました。

時々撮り鉄の人たちのマナーの悪さがニュースや噂で流れてきますが、きっとそれらの人たちは、鉄道の本当の良さや美しさなどに痺れているのではなくて、見栄えなどに、つまり今風に言えばインスタ映えに拘るニセ鉄なんじゃなかろうかと、私は思います。

 いすみ鉄道のムーミン列車。

 

何処の場所だったか分かりませんが、「窓の外をご覧ください。」などと車内アナウンスが入りました。

何があるのかと見ていますと、ムーミンたちが森の中に居たのです。

「えっ !?」って思われましたか。

正直に言うと、「素晴らしいぃ」と言うようなものではないのですが、それでも私は微笑みました。

そして思わず想像してしまいました。

いすみ鉄道の人たちが、えっちらおっちらとムーミンを背負って、ある人はムーミンパパを背負って森の中に入り、

「これはそっちね。ああ、それはこっちだよ。」とか言いながら、そのコーナーを作ったのですよね。

ありがとう~、楽しかったです。

 

そう言えば、それを見ていないから書き忘れたのですが、小湊鉄道の駅々には皆イルミネーションの飾りが施されていました。きっと夜はそんなイルミの中を走る素敵な列車になるのではないかと思いました。

 

 その日は目いっぱい動いたので、ホテルには遅めのチェックインで、夕食無しのコースで予約していました。

だから夕飯は近くの小さなお店で頂きました。

だけどそのお店、すべてのお料理が絶品で、本当にこのプランで良かったと思いました。

 

 

 三人で頂いたとはいえ、食べすぎでしょう・・・・・。

そして星降る夜空と潮の香りに迎えられて、白浜のホテルに向かったのでした。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

養老渓谷その3

2017-12-14 14:41:50 | お出掛け日記

なんたって11月のお出掛け日記なので、私もこれで良いのかと思ってしまうのですが、やっぱり渓谷なんかに行くと、収めた画像も捨てがたく、どうしても回数も増えてしまうのですよね。

 

どうでも良い事ですが、昨日、適当に使っていた日記ブログを読み直してみたら、意外と面白くて、やっぱりブログで一番面白いのは「日記」と言うジャンルかも知れないなと思ったのです。

とは言いながら、じゃ、もういいか~とは思えないので、続きを更新していきたいなと思います。

まあ、誰のためかって言ったら、自分のためですものね。

 

日記ブログ「果樹園のティータイム」も来てね~♪

 

ところで、先日妹に千葉のフリーパスを使って房総に行ってきたと言ったら、

「『里見八犬伝』の場所に行きたい!!」

と言われました。

その駅、降りないけれど通って来た事を思い出しました。

それもイイナと思いつつ、私が思い出したのは、星子さんが言った

くだらないダジャレ。^^;

この養老渓谷には、滝がいくつかあるのだけれど、まったくお知らせ看板とかが出てなくて、

何がどれだか全くわかりません。

そこで彼女が言ったのは

「滝八犬伝きず」

つまり・・・

って解説しちゃダメか。

でも一応、

「滝、発見で(ん)きず」

(笑)(笑)(笑)

 

滝に向かって「君の名は」って言いたくなっちゃったね。

 

歩いていたら行き止まり。

なのでここで買っておいた駅弁を頂いたのでした。

 

その後、バスで駅に戻って、駅前で酒粕を頂きました。

米麹だけで出来ているような本格甘酒、美味しかったです。

だけどみんなが「そう言う甘酒が大好き。」と本物志向の発言をしている中、

実はワタクシ、心の中では、もっと甘い砂糖入りの方が好きだなって思っておりました。

 

養老渓谷駅。

 

と言うわけで、この旅の記録はまだまだ続きます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

養老渓谷その2と日記ブログ

2017-12-12 16:01:18 | お出掛け日記

11月の21日に行った養老渓谷の画像を、まだ少々アップさせてくださいね。

 

「ここに毎年、来たいね。」

と、思わず言ってしまった11月の養老渓谷でした。

毎年来たい所がいっぱいになってしまいました。

 

日光に白馬に、養老渓谷・・・・。

もちろんそれは叶わない事です。

だけどそう思える水辺の風景。

幸せなひと時でした。

 

ところでここに以前の画像をアップしていたりしても、毎日がどんどん過ぎて行ってしまうので、

なんだか何かが溜まって行ってしまうような気がしてしまうので、日記ブログを再開させました。

その日記ブログは→果樹園のティータイムです。

良かったら覗きに来てくださいねぇ♪

 

 

 

 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「オリエント急行殺人事件」、映画を見てきました。

2017-12-10 14:06:19 | 映画

12月9日、時間の都合上、吹き替え版で見てまいりました。吹き替え版の方は小さめの部屋にての公開でしたが、それでも席は埋まっていました。さすが公開二日目の土曜日です。すぐ横に他人様が座るなんて久しく経験がなかった私でしたが、悲劇はそこから起きました。

 

なぜなら…横に座ったカップルの兄ちゃん寝てる!

しかもリラックスしすぎて、ひじ掛けからひじがこちらにいっぱいはみだして・・・・。

それ自分の彼女さんの方にやってよ~と思いましたが、みると両方にはみ出てる?

「アトカラフラレロ」と言う呪いの呪文をかけておきましたわ。

 

というわけで、きゅうきゅうとした思いで映画を見る羽目になってしまった私ですが、終盤、前の方からもいびきなるものが聞こえてきて、なんていうか、スクリーン前で驚愕の展開になってしまいました。

その展開を私なりに推理すると、時間帯が午後のひとときと言う昼下がりだったこと、日本語版で目をちょっとぐらい閉じても大丈夫と思って油断してしまった事、そして一番の理由は、物語の内容をほとんど知っていると言う点にあったのではないでしょうか。

この「オリエント急行殺人事件」には、最後に原作とは違う大どんでん返しがあるわけではなく、知っている通りの物語。

それでも見に行くのは、アガサのファンであり、キャストがどのようなお芝居をするのかとか、又演出はどうなっているのかとか見るべきところがたくさんあるからなんですよね。特にラストに至る流れとか。

物語の筋やサスペンス性を一番に重視するタイプの方には、少々昼下がりに見るのは厳しいものがあったのかも知れません。

だけどこの作品、私的には凄く良かったです。

演出も工夫あり斬新さアリで、知名度の高い原作に挑んだ気概みたいなものを感じました。

「オリエント急行殺人事件」はある意味、列車の中と言う室内劇のようなもの。それを大きく外からの視点で急行列車を映した映像の美しさも、まさかのアクションシーンがあるところも、更にまさかの雪の中のお茶&尋問シーンも、今までの枠をはみ出した印象を受け良かったです。

特にラストの選択を選ぶに至る経過のこの映画独自のシーンは、心を打ちました。

有名有名と連呼しているわけではありませんが、この記事では「知っているよね」という前提で書いてしまったかも知れません。でも若い人たち、今までミステリーに興味のなかった人には、「これから知る」と言う場合もあると思います。

その視点で見ると、犯人までは行きついても(それだけでも『おお~!』だと思いますが)、犯行時のいろいろな謎の意味などが分かり辛かったのではないでしょうか。

ミステリーの謎解き解説部分が、この映画は丁寧だったかどうかは疑問です。

つまり他の件に重みを置いたから。

ポワロと犯人との攻防・・・・

いや、あのシーンはある意味ポワロvsポワロなんだ・・・・と、私は思いました。

 

ケネス・ブラナーのポワロは、既存のポワロのイメージに拘らず独特の雰囲気を作っていました。鼻持ちならぬ高慢さを感じながら、むしろそれが癖になり奇妙な魅力に惹きつけられると言うポワロよりは、最初からなかなかの好印象なおじさんです。

どうでも良いような卵の大きさに拘る事で、奇妙な変人のイメージも微笑みが優しいものだから生きてなかったように思います。コアなポワロファンの皆さんのお眼鏡にかなうかは分からない事ですが、私はこれはこれで良いような気がしました。

たぶん世界からは受け入られたと見えて、ヒットしているらしいし、次回作「ナイルに死す」も決まっているようですね。

ああ、そう言えばあのシーンは、「最後の晩餐」みたいでしたね。絶対に意識していましたよね。

クスって笑ってしまいました。

あのシーンと言うのは、あのシーンで会って、一応この記事はネタバレなしで書いています。

是非ご覧になって、確認してみてくださいね。

 

あっ、もう一つ思った事を書きますと、あまり好きじゃないのですが、金田一シリーズで最後に刑事などがラストで「金田一さーん !!!」って、万感の思いを込めて手を振るじゃないですか。

変な言い方だけれども、オリエント急行のあの人に最後にそれをやってもらいたかったなあ。

 

このような映画は名優集めもポイントですよね。抑え気味のジョニデも良かったし、 ジュディ・デンチも。この人のシーンでは、ちょっと不意に涙が出ました。凄いなあって思いました。日本語版だったので、それは声優さんにも関係あるよなって思ったら、彼女の吹き替えは紅葉さんだったのですね。

ポワロの声は草刈さん。こちらはすぐに分かってしまいました。

ポワロがやけにハンサムに見えてしまったのは、この声によるものかも知れません。

そう思うと、これは字幕版で見た方が良かったかもしれないと思いました。

 

映画サイトからお借りした画像を貼っておきます。

見たよと言う思い出に。

 

 

 

 

(C) 2017Twentieth Century Fox Film Corporation

 

地味で暗いけれど、これも大好きです。→ 名探偵ポワロ第64話「オリエント急行の殺人」

ある意味「忠臣蔵」、野村萬斎さんのポワロも魅力的でした。→三谷幸喜の「オリエント急行殺人事件」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月の養老渓谷

2017-12-10 00:04:03 | お出掛け日記

日々毎日、同じような日がやって来ても同じ日はありません。

新しい出来事をブログに書こうと思うと、ついつい日にち過ぎて行ってしまい、タイミングを逃してしまうものもありますよね。

11月21日、22日の房総の旅の記録もそんな感じです。

でも美しい風景をたくさん見る事が出来たので、今年の過ぎて行った秋のしるしとしてアップしておこうと思います。

 

養老渓谷に行ったのは、今回で3回目です。

2回目の時はブログに記事を書きました。

→「久しぶりのはとバスツアー 〈養老渓谷〉

 

今年行った「養老渓谷」は本当に美しかったです。

 

ほとんど写真日記です。

トップ画像は粟又の滝、もしくは養老の滝と言います。

 

 

 

 

 

 

 

 

「養老渓谷」には6つの滝があるみたいなのですが、立て看板みたいなものがなくて、そこが良いのかも知れませんが、どれがどれなのかさっぱり分かりません。

この旅行記(主に画像)は、他の記事に挟みながら、少々続きます。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上野の山と「怖い絵展」

2017-12-08 10:58:44 | お出掛け日記

私的怒涛の11月が終わって、少しのんびりしようかなとちょっとは思ってみたものの、さすがに師走、それを許してはくれないのよね。

※     ※     ※

と、言いながら、もしかしてもしかしたら、今予定がまたまたぎゅうぎゅうになってしまったのは、お仕事&やるべきことの間に、人との交流&好きな事を抜かりなく放り込んでいるからなのでした。

行ってまいりました、12月6日「怖い絵展」に。

お馴染みの東京都美術館、西洋美術館では何をやっているのかは知っていました。でも上野の森美術館までチェックしていませんでした。ブログ周りをしていたら、このイベントの事に触れた記事に遭遇(どなた様か分からなくなってしまいました。スミマセン)

ヤッダ―、面白そう。

こんなの行くっきゃないでしょう、というわけで行ったわけですが、先日、久しぶりにお電話を頂いたお友達をお誘いしました。

そうとう待つと言う情報もあったので、待ち時間に近況を報告し合って、あっという間の100分待ちをクリアしました。いわゆる「一石二鳥作戦」と言うわけです^^

 

 

夜、家に来た中学生に、このイベントに行ってきたと言ったら

「それ、知ってます。そこにある絵は、歴史などが分かっていないと、さっぱり理解できない絵だって学校の先生も言っていました。」

歴史と言う言葉が出てきたので、嬉しくなって買ってきた絵葉書等で、更に話は盛り上がりました。

その先生の言う事は、かなり本当です。確かに解説は書いてありますし、音声ガイドの内容も良いです。

だけど「イギリス史」に興味がある、ない。オスカー・ワイルドの「サロメ」を読んだり観たりしたことがあるか否かなど、その人の思い入れでも、そうとう見方は変わってくると思いました。

 

この絵画展が人気なのは、タイトルにもあるんじゃないかと思うのです。怖いもの見たさと言うか。でも、ゴッホやムンクの絵のように(私的には)、見ているだけでどこか自分の神経のねじがやられて行くような恐怖はありません。怖いと言ったら、暁斎の野に打ち捨てられた死体が朽ちていく画の方がよっぽど怖いかもしれません。

だけどその絵の背景を知ることで、じわじわとくる恐怖はそこに存在しています。

因みに、展示解説のタイトルがいちいち面白いです。

「お前ももう死んでいる」とか「ジン生いろいろ」とか・・・

 

 買ってきた絵葉書です。

 なんだかんだと言っても、今回はこの絵。

「レディ・ジェーン・グレイの処刑」。

日本初公開だからというわけでもなく、その歴史の一場面を切り取ったかのような圧倒された迫力がありました。

テレビの解説番組を見ていた中学生が

「この絵には、作者の気持ちが込められているんだって。」

「それは、真っ白なドレスの事かい?」

「うん。処刑にこんなドレスは着せないんだって。」

「罪なく処刑された・・・・・って言う想いだね。16歳って言えば、君より3歳しか違わないよね。」

・・・・・と、なんとなくしんみりしてしまったので

 このボックスの中に入っていた、イチゴ味のキャラメルをあげたのでした。

 

さてさて、上野の山の色づきも見事でしたよ。

あちらこちらの散策は時間がなかったのでしなかったのですが、

 

この銀杏の葉の絨毯は素敵でした。

 

 

そして花より団子タイム。

 

 

三段弁当です。

 

とっても楽しい一日でした。

 

   

 

「上野の森美術館」って初めていったような気がします。来年の10月には女性に人気のフェルメール展があるのですね。今から告知していて、気合が入っているなと思いました^^

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

相棒16/第8話「ドグマ」&「奥様は、取り扱い注意」

2017-12-07 12:24:20 | ドラマ(相棒)

あの時、彼が右京たちを撃つわけがないと思いました。撃たれて主人公が死ぬわけがないからとかいう意味ではなく、あの公安部外事三課中央アジア担当官は、右京と同じく暴走する正義の持ち主だったから。

裁くのは罪を犯した者だけ。何ら落ち度のない彼らを撃てるわけもないのです。

そう思っていたら、右京から丁寧なセリフの説明が入りました。

銃を持たず手錠もない特命係の二人。

撃ち込むのは、その彼の心臓ならぬ心に言葉の弾丸のみ。

そして自分の正義に従って銃を下に置く男。だけど特命係に捜査権がない事を知ると、彼は思わず笑う・・・・・。

ただ三人も殺しちゃって、この人はきっとその後死刑になってしまうのではないかと思います。

如何に正義の人であろうとも、いかなる時であっても、その信念、つまりこのドラマの中の「ドグマ」に従えるのだろうかという疑問は感じます。

だけどこの男は組織よりも正義を優先するタイプの男で右京と通じるところがあるのです。スコットランドヤードの研修を受け、長い間片隅にひとりという経歴も似ていました。だからこそ右京は彼を理解し確信があったのかも知れませんね。


最近は、冠城は右京との息がぴったりだなと感じます。

イイ感じですよね。

また名前だけの陣川サンの登場も面白かったし、特命に協力的だった黒崎の登場も良かったですね。だけどすぐに飛ばされてしまいました。あれは日下部のせい。少しでも特命よりと分かると、即断されてしまったのでしょうね。

やーな感じですね。


ああ、そうそう。

冒頭→犬のお届け→アリ(実は蜂)の発見→死体発見の流れは面白くて惹きつけられるものがありました。

だけど裁いた数だけのタトゥーは変じゃない?

大きすぎて美学にも反するけれど、あれじゃあ

「そうです。私が犯人です。」と印をつけているようなものじゃないですかnね。


ドグマの本当の意味は「宗教上の教義。独断的な説。」


※       ※       ※

ついでながら最終回を迎えた「奥様は、取り扱い注意」の感想を少々。

これはお洒落で痛快で面白かったです。お友達の大原優里(広末涼子)佐藤京子(本田翼)も可愛らしく、それぞれの家庭の問題もどうなっていくのか興味を引きました。

綾瀬はるかはいったいどこまで行ってしまうのだと思えるアクションシーンには痺れました。今の彼女に「贅肉」や無駄な「脂肪」などあろうはずもありませんね。

あの動き、すべて彼女がやっているんですよね。

バルサと言い、伊佐山菜美と言い、もう戦う女は彼女にお任せですね。


最終回は「ええ、ここで終わり~!?」って感じは、ちょっとしてしまいました。

玉鉄グループ(そんな言い方、違うか^^;)との戦いで、もう平凡なふつうの主婦には戻れない事を示唆し、家にはいなくなってしまったかと思っていた夫は「お帰り」と優しく迎えてはくれたが、次の彼のとった行動は、銃を構え「動くな。」と・・・・

そんな彼を見て菜美は嬉しそうに微笑み、

「やっぱり彼が好き。この刺激がたまらない。」と言うセリフと共に暗転。

そして銃らしき音が・・・・。


やだわ~、この続きが見たい~って思いますよね。

だけど終わっちゃった。

この続きはご想像くださいってやつですね。


・・・・・・・想像中

いつか二人で一緒に戦いに行くと言うようなスピンオフ、来るかな~?



 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今、「KUBOクボ 二本の弦の秘密」が熱いね♪

2017-12-06 01:20:07 | 映画

近頃ツイッターなどで、よくこの「KUBO」の映画の事を呟いているのを見かけます。

概ねが、「凄く良かったから、みんなも見てみて。」と言うもの。

凄く良いのに公開シアターが多くないらしいのです。

みんなの口コミで数が増えていき、「この世界の片隅に」のように、多くの人が見る事が出来ればいいのになと言う思惑があってのツイートだと思います。

そしてそれに共鳴するので、私も「『KUBO』がイイよ」運動に参戦いたします。

 

私がこの映画を見たのは、今年の2月にインドに行った時の往復の飛行機の中ででした。往復、そう、行きも帰りもで二回見たのです。

まったく話題にもなっていないし、それなのに日本が舞台。

(私が何も知らないだけだったのか。)

凄く面白かったのに、どうしてこんなにも知らないのと思って、家に帰ってくるなり検索したのは「タージマハル」のあれやこれやについてより先でした。

今のアニメって立体感が凄いじゃないですか。だからこれもそのようなアニメかと思ってみていたのですが、なんとストップモーションアニメだったのです。

つまり人形劇アニメ。…と言っちゃダメ?

あの摩訶不思議な雰囲気は、そこから来ていたのかもしれないと思いました。

もちろん大画面の迫力はなかったかもしれませんが、これを機内で見る事が出来て、凄くお得だったなあと思いました(笑)

 

この映画の事をインド旅行記の終わりに書こうと思っていたのですが、何しろそちらの旅行記が頓挫しているので、なかなか書けなかったのですね。

でもその時は、日本未公開なのはなぜというような内容になってしまったと思うので、今のように公開された後になっての感想で良かったと思います。

動きや映像も素敵なのですが、何よりも物語が良いんです。

 

子供をじっと見守る、親の愛。

ジーンときますよ。

優しさがいっぱい詰まっていた作品だったと思います。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする