記録的な高温少雨の夏です。 春から初夏にたくさんの白花と赤実をつけたユスラ
ウメも、樹の半部が枯れこんでしまいました。
秋の紅葉が楽しみなハナミズキも、葉の一部が焼けてしまっています。
今夏は庭木にも菜園にも、水やりをしなければならない状況が続きました。
そんな中で、元気に上へ上へと枝を伸ばしながら、次々と花
をつけるのがムクゲとサルスベリでした。
果樹ではブラックベリーとブルーベリーの収穫が続き、
洋ナシとリンゴの実が大きくなって来ました。
次の左は、アヤメ科のヒメヒオウギスイセン(別名クロコスミア)です。
明治時代にヨーロッパから渡来した園芸種で、原産地が南アフリカ、繁殖力が非常
に強い(要注意)球根植物です。
右はヨツバヒヨドリのようです。 フジバカマの変種として通販で入手したものですが
草丈2m近くなり、ヤマボウシやハナノキなどの花木に負けない存在感はあります。
左は東アジアに広く分布するアヤメ科のヒオウギ(檜扇)、花後の黒い種子も楽しみ。
右のオミナエシ(女郎花)は秋の七草の1つです。
8月の鉢植えは、熱帯花木のハイビスカス、食虫植物のモウセンゴケやハエトリソウ、
スイレン各種、キキョウにサギソウなどが咲きました。 その他をまとめました。
次の2種は熱帯性の植物です。
水芭蕉に似た白い
仏炎包のスパシフィ
ラムは中央アメリカの
熱帯地方が原産なの
で、年中居間の出窓
においてあります。
元は100円ショップの
ミニ観葉植物でした。
知人から頂いた木立ベゴニアの挿し木苗
も、毎年開花するようになりました。
玄関において時々外に出し、冬は無加温の室内で休ませています。
下は花木2種です。左はアジサイの仲間で「梅花甘茶」です。アジサイとは思えない、
下向きに咲く清楚で可愛い花ですが、今年は開花が遅れたようです。
右の「ノウゼンカズラ」 は中国原産で、庭植えすれば大きくなりますが、鉢植えだと
同じ大きさで毎年開花してくれます。
左は、関東北部から長野県で山地の岩場に自生するという「ツルビランジ」、
右は中央アメリカ原産でヒガンバナ科の球根植物、「ゼフィランサス・カリナタ」です。