日本には、山地から高山にかけて、
ヤマオダマキとミヤマオダマキの2種が、自生しています。
高山植物を代表する1つが、青紫色のミヤマオダマキです。
(20代の終わりから数年間、北アルプスを縦走し、
たくさんの高山植物と出会いました。)
長い年月、世代交代しながら、庭や鉢で開花してきました。
この花型が、機織りの糸を巻いた苧環(おだまき)に似る所からの命名。
ミヤマオダマキの白花種(園芸品種)です。
花の終わりには、花弁を落として、上を向いて種子を稔らせます。
親株が枯れた桃花種の実生苗が開花しましたが、
花形が細長いので、カナダオダマキが自然交配したようです。
低山に見られるヤマオダマキは、
他の鉢に実生苗がついて、我が家にやって来ました。
草丈が高く(30cm以上)なるのですが強健で、庭や鉢で勝手に芽生え、
車道に面したブロック塀の隙間でも、開花していました。