Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

ヤマボウシ(1)~「サトミ」

2018-06-26 | 花木

ヤマボウシ」はミズキ科の落葉高木で、山地の谷筋などに自生します。
基本種は白花ですが、庭には紅花の苗木2種を植えました。
 
サトミ」は、富士山で採取した種子から、
実生・選別を繰り返して生まれた品種だそうです。
 
花弁に見えるのは4枚の総苞片(葉が変形したもの)です。
 

 
5月上旬、開化し始めは苞(ほう)が立ち上がっています。 
 

 

 
5月中旬です。 
 

 

 
5月下旬、苞が横に開いてきました。 
 

 
4枚の苞に囲まれた中心に、花の集合体があります。
まだ蕾で、開花していません。
 
 

 
上部についている花を、日に透かして見ました。 
 

 
樹高は3mを超えて生長しています。 
 

 

 
5月末の花です。 
 

 
中心部の球状の粒々の集まりが蕾で、その開花姿をアップして見ます。
薄緑色の4枚の花弁、1つの雌しべに4本の雄しべです。 
 

 
6月になると、苞は色褪せて散り始め、小さな果実が残るのですが、 
 

 
今年は梅雨入り後の降水量が少なく、水を好むヤマボウシは、
果実が茶変し、殆ど生育せずに落果してしまいました。
 
 

 
毎日、たくさんの鉢植えにジョウロで1鉢ずつ水やりするので、
庭木にまで手が回りません。 
実は無くても、丸みのある葉は綺麗な紅葉を見せてくれます。

コメント
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