小型球根性野生ランのイワチドリ(6/14投稿)と
コアニチドリ(6/18投稿)の人工交配種が「エノモトチドリ」です。
愛好家の榎本一郎氏が、昆虫受粉による自然実生で作出した、
これが最初の記録で「榎本千鳥」と名付けられたそうです。
5月中旬の花です。
花はコアニチドリに似て、茎葉はイワチドリの特徴を持ちます。
唇弁の長さ8mm位の、桃紫色を帯びた花です。
満開となった5月下旬です。
交配親よりも大柄で、花着きが良く丈夫です。
10~15cm程に伸ばした花茎の先に、ボール状に小花を咲かせます。