庭に春の訪れを知らせる、マンサク科の落葉小高木、
語源は「まず咲く」とも、「豊年満作」とも言われます。
市内の朝市で買った鉢植えを、自宅西側に植えました。
一部の枯葉が、春まで落ちずに残ているので、
「シナマンサク」の園芸種です。
2月上旬には蕾が開き始めました。
極小雪の年でしたが、2月10日の積雪です。
以後も時々の風雪に負けず、2月中旬の花、
2月下旬には満開となりました。
雌しべを中心に、雄しべ・花弁・赤褐色のガクが各4個ずつあり、
黄色い花弁は、長さ1.5cm程の細長いヒモ状です。
3月初めの雨の日も、日本のマンサクよりも色濃く輝きました。
マンサクの樹に雪囲いをしないのは、雪で折れない弾力があり、
故郷の魚沼では、マンサクの枝で薪を束ねていました。
昨日、快晴でした。 陽光を浴びたマンサクの輝きです。
昨年の花後にできた果実が、
2個の種子を飛ばした後も、殻を残していました。
雪囲いされた庭で、まだしばらくは咲き続けます。