「雪割草」はキンポウゲ科のミスミソウやスハマソウの園芸名。
新潟県を中心とする日本海側は、変種のオオミスミソウが分布し、
変異の幅が広く、様々な色・形が楽しめます。
長岡の西山丘陵も自生地で、実生も容易なため、
市内には雪割草を栽培する愛好家が、たくさんおられます。
手入れが行き届かなくなって、鉢数が少なくなった今年の花、
3月中旬に咲いて、散り終えた、桃色覆輪の標準花です。
花弁のように見えるのは6~8枚のガク片ガクで、
白地に桃色の覆輪が入ります。
雄しべ・雌しべとも正常な、標準花です。
立ち上がって花を開いた花茎が横に倒れ、
現在は種子を結んでいます。