木イチゴの「ラズベリー」は、原種がヨーロッパと北米に分布し、
イギリスで栽培化されたようです。
秋にも実が生る「二季成り性」で、
収穫の都度冷凍し、ジャムに加工しました。
バラ科の落葉低木で、棘があることと、繁殖力が強すぎたので、
自宅庭では処分し、一部の根茎を空き地に植え込んだものです。
6月中旬の様子です。
5月中旬の花、白い花弁が小さくて、目立たない花です。
6月中旬、果実は一斉には熟さないので、
赤熟したものだけを1個ずつ摘み取ります。
この場所は、柿の樹の背後で、フキとミョウガが生えている所、
今年は木苺が圧倒しています。
藪の中に手を入れて熟果を摘んでいた時、
突然アシナガバチが飛び出してきて、右手上腕部を刺しました。
(病院へは行かず、何日も腫れ上がってしまいました)
良く見えない茂みの奥に、巣作り中でした。
高枝切りを持って行って、枝ごと切り取って、巣を処分。
今回収穫した実を着けた枝は、枯れて、
春に発生したシュート(株元から出る新枝)や
サッカー(地下茎から出る枝、株元から離れた位置に出る)が、
秋に実を着け、翌春も着果して後枯死します。
このサイクルを繰り返して、増殖移動します。
空き地利用のラズベリーも、今年限りで根こそぎ処分となります。