鉢植えの「ヒメリュウキンカ」(姫立金花)は、
ヨーロッパ原産で、小型のキンポウゲの仲間、
基本種は一重の黄色花ですが、この鉢は白花です。
4号浅鉢で増殖し、鉢全体を覆った2㎝位の小葉の中から、
3月中旬、花茎を伸ばして開花し始めました。
3月下旬、7輪が開花しました。
花径は3cm程、クリーム色の8弁花です。
例年は、この後も次々開花してくるのですが、
今年は一斉に咲いて、ほぼ同時に散り終え、
待っていましたが、後続の蕾が上がって来ません。
地下に塊根があるのですが、過密になり過ぎたようです。
「福島江」(ふくしまえ)は、信濃川から引いた用水路です。
1651年に造られ、大正時代の大改修後に桜の苗木を植え、
長岡市内を代表する桜名所の1つとなっています。
自宅から南に、上越新幹線沿いを10数分歩くと
桜並木に出ます。真っ直ぐの用水路の左岸道路を、
長岡駅東口前に向かって歩きます。
昨年より9日早い4月4日(金)、快晴の日です。
水路に枝を伸ばし、水面に照らされた桜に風情が感じられます。
見上げて、青空の下、春爛漫の感じです。
古木が見せる生命力もあり、
昼前、例年のような紅白提灯の飾りつけも無く、
自粛ムードで、人出は少ないですが、
開いたばかりの桜花を愛でて、
途中に架かる橋から見た、福島江と桜並木です。
左岸道路を歩いてきましたが、帰路は右岸道路を―2に続きます。