Koba の庭~春夏秋冬

庭や鉢植えの樹木や草花を中心に、家庭菜園も楽しみ、四季の彩を写真で紹介します。

アマガエルの繫殖 2022 (3)オタマからカエルに変態

2023-01-26 | アマガエル

卵から孵化した小さなオタマジャクシは、餌を求めて泳ぎ出します。
小さい時はメダカ用の粉餌、
大きくなってからは金魚用の小さな粒餌を与えました。
 
オタマジャクシは褐色で薄いまだら模様の体色で、
長い尾をもち、エラ呼吸をして、最大5cm程に成長します。
 

 

 
1か月ほどかけて、
成長したオタマジャクシがカエルに変態します。

 
変態
(へんたい)とは、動物の正常な成長過程において、

形態を変えることで、チョウやトンボなどの昆虫でも見られます。
 
カエルでは、エラ呼吸をして水中生活をするオタマジャクシから、
肺呼吸をし、手足が生えて陸上生活をする形態となります。
 
 始まりは、尾の付け根に小さな後ろ足が生じてきます。 
 

 

 

 
同時に体内で前足も形成され、
頭部が角ばってきて、ジッとしている時間が多くなりました。 
 

 
後足が大きくなると、エラ穴から前足が出てきて、
体色も背中が黄緑色に変わって来ます。 
 

 

 
尾が徐々に短くなって、水草の葉上に移動して、
子ガエルとなって肺呼吸をします。 
 

 

 
前足に4本、後足に5本の指があり、
全ての指先に丸い吸盤があって、容器の外へ脱出します。 
 

 

  
庭の草や鉢植えや菜園の野菜の上から、
樹上生活をするようになります。

 

 

 
12月には、庭の地中で冬眠に入りました。
春になると活動し、寿命は数年程といわれます。

 

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