「大の字」に似た
花形から名付けられ、
我が家ではホトトギス
と並んで秋の草花を
代表します。
全国の湿った岩場や草原に自生する原種は殆んど白花です。
現在、ホームセンターや園芸店で売られているものは、
花が多弁化し、赤やピンクの色彩豊かなものが多くなりました。
春の雪割草に比べれば、夏の直射を避けるだけで栽培は容易にできます。
花時以外は家屋の北側に置いて、肥料はやりませんが殆んどが開花します。 9月末から10月半ばに咲いた11種を紹介します。
上左から、高山性の原種、緑の照葉で小型のミヤマ(深山)大文字草は、すでに花が終わりました。
2枚目は、青葉山裏紅大文字草で葉の裏と軸が赤色で、花弁が少し緑味を帯びている原種です。
3枚目が大宇宙、4枚目が瀬戸緑という緑花の園芸品種。 右端は斑入り葉の1種で、桃色花の桃里という品種です。
下左から4枚目まで、大の字形のピンク系で花弁のグラデーションが美しい羽衣の舞、瀬戸の羽衣、雅、口紅という品種です。
5枚目は花弁が6枚で、幅広の桃色花の彩、 右端は花弁が濃い赤で、形も複雑化した赤花大文字草の各種です。
8月末に更新剪定
をしたナスは、
長ナスが収穫でき
ます(左2枚)が、
米ナスは花が咲いて
(3枚目)小さい実が
幾つも付きましたが、
途中で殆んどの枝が
枯れてしまいました。
右2枚のピーマンは、剪定しないのですが9月に沢山の花が咲いて、実がなってきました。
下左端のミニトマトは休みなく収穫が可能ですが、実に割れが入ったり小粒になってきたので、そろそろ終わりにします。
繁茂したトマトの陰でシシトウは実成りが少しでした。
次のニガウリは、今年は秋のほうが実が多くなりました。緑の葉陰で見落とすと黄色に熟し、
種の周りが甘いので鳥がついばんでいきます。
美しい花のオクラは苗の状態から弱々しく、更に隣のニガウリの影となって秋には9月に数本の収穫で終わりです。
子苗を植えた長ネギが成長し、適宜に抜いて利用しています。
8月末に苗を2本ずつ植えた水菜と春菊(下右端)も収穫を始めました。
水菜は葉を切り取ってサラダやお浸しなどに、春菊は中心の茎を切り取って収穫し、今は脇芽が成長中です。
鍋物以外で使ったことのない春菊でしたが、自家菜園での採れたてはサラダでも頂け、そのおいしさを初めて知りました。