鉢植えで楽しむ桜、2鉢目は「 旭山桜」です。
サトザクラ系で、小盆栽を市内の園芸店で購入したものです。
樹高は30cm程で、今年は樹姿が間延びし、花着きも少しでした。
4月初めの蕾です。
開くと、淡桃色の八重咲花です。
華やかで、優しい色合いです。
漸く陽射しが回復した本日午後、花後にサクランボが着いています。
丸く黒い果実になるのですが、
来年の花を多く咲かせたいので、全て摘み取りました。
「富士しだれ桜」は、小型で一重咲きの枝垂れ桜です。
通販で入手して、6号深鉢で育てています。
4月初めに咲き始めました。
咲き始めの頃の花です。
樹高は40cm程あったのですが、上部が枯れこんでしまい、
30cm余りとなって、枝を長く下垂しています。
純白で開き始めた花も、
淡桃色に染まって、4月半ばまでにアッと言う間に散り去りました。
「コシノコバイモ」は北陸地方に分布し、山地の林下や草地に生える、
春植物(スプリング・エフェメラル、春の妖精)の1つです。
30数年前に、生まれ育った故郷(魚沼)の山から、
カタクリなどと一緒に持ち帰ったものです。
今年は芽が出ないので、全滅したかと思っていましたが、
3月中旬、6号鉢の片隅に3本だけ芽生え、1本に蕾が着きました。
3月末、1輪だけ開花しました。 残る2本は開花できません。
草丈10cm弱で、
葉陰に、白地に淡緑や褐色を帯びた釣鐘型の花を着けます。
4月10日、花の終わりです。
その2日後、花弁が落ちて、中に種子が作られています。
何とか来年復活させたく、種子を取り除き、肥料を与えるも、
既に葉が黄ばんで、樹上部が消えようとしています。
長年月植え替えなしで、
年間の10か月近くは、地下の球根で眠ってきました。
( 下に、昨年までの姿を、再録させてもらいます。)
他地域のコバイモにない特徴が、花弁の縁に毛状突起があることです。
マンサクに次いで、庭で春を告げた「ヒュウガミズキ」(日向水木)。
マンサク科の落葉低木ですが、日向には自生せず、
近畿地方日本海側の岩場などに自生するそうです。
3月末に最初に開いた花です。
池の東側、盛土の塀際に植えました。
樹高は80cm程で大きくはならず、
株立ちとなって、細い枝を分岐させます。
葉が出る前に、小さな淡黄色の花を下向きに咲かせます。
2~3個の花が1房となって、たくさん吊下ります。
4月上旬が花の最盛期で、気温変化や雨に耐えながら、
4月中旬には散り終えて、新葉を伸ばしつつあります。
普段のウォーキングコースの1つ、
自宅から北に向かう国道352号線の歩道は、
長岡北部工業地域を貫く、街路樹に囲まれた林間コースです。
4月8日、前回投稿した寿地区の桜並木を歩いた帰り道です。
ソメイヨシノでは無く、ヤマザクラ系でしょうか?
寒く風が強い日でした。
大きなコブシの樹が満開でした。
1週間後の4月14日、落葉樹の新芽が伸び出し、
常緑の濃い緑、落葉樹の新芽、桜の花が織りなす、
季節感を満喫できます。
満開の桜2種です。
所々で、低木の椿が満開となり、
綺麗に咲いた雪柳もありました。