早い所では4月下旬から羽化が始まり、9月頃まで見られるハラビロトンボ。
我が家の周りでは、もう~見かけなくなった・・・ので急いで


8月10日撮影
裏の田んぼ後に立てた支柱に留まっていたハラビロトンボの雌。
普通のトンボに比べて、雌は腹部がとても幅広で短いのが特徴で、一目でシオカラトンボの雌とは違うと見分けられる。

模様もシオカラトンボの雌とは明らかに雰囲気が違う。
・・・とは言っても、3年前まではこんなお腹が極端に幅広デブッちょのトンボが居ること知らなかったけど。

成虫の大きさは31~39mmと小型のトンボ。
一応、大きさを測ってみよう~ってことで、指でつまんで帰って計測。
虫取り網を使わず捕まえる技は、昔取った杵柄ってやつ。

ついでだからと、お腹の裏側もパチリと。

7月12日撮影
湿地や休耕田で羽化すると、その周辺からあまり離れた所へ行かない習性があるのだとか。
だからかな・・・場所は大体いつも決まった辺りで、草に留まって休んでいる姿がよく見受けられる。

これはハラビロトンボの雄。 雄は雌より腹部の幅が太いながらもチョット控えめ。
雌と同じ様な色から黒化が進んだ後に、青白い粉をまぶしたようなシオカラトンボと同じような色になる。

これも雄、ただ、光の加減もあるのか?それとも老熟で白っぽさが増しているのかな?
トンボって未熟、成熟、老熟などの時期によって、色が変化するので見分けが難しい~。