いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ヒメアカネのカップル

2015-11-18 23:10:31 | トンボ

昨日今日は2日続けて雨降り。明日は晴れる予報なので、もしかしたら、

まだヒメアカネの飛ぶ姿が見られるかもしれない。15日までは毎日飛んでいたから。

こんな遅い時期まで見られるのは、この所の11月らしからぬ暖かさの影響があるのかも知れない。


11月8日撮影

いつもヒメアカネが居る家の裏で、ランデブー中のカップルをみかけたので、

大急ぎで2階に駆け上がってカメラを持ち出す。間に合うかなぁ~。。。

トンボの交尾って意外と長い時間のようで、間に合いました~。



この時もまだ別の雄がすぐ側を飛びながら、隙あらば雌を奪おうとばかりにしつこく上を飛んでいた。



・・・が、そんなことはさせず、がっちり雌の首根っこをつかんで離すものではありませんでした。

雄は自分の子孫を残す為に、やっと捕まえた雌ですからね~。





交尾の終わった雄は暫くすぐ近くに止まって他所に行こうとしません。

どうやら、ヒメアカネは雌が産卵中、雄がその上をホバリングしながら無事に産卵を終えるまで見届けるようです。

トンボも種類が違うと雌だけで産卵するタイプ、一緒にカップルになったまま水面の上部からばらまく様に産卵するタイプ等など、

その形態は幾つかのタイプに分かれるらしいです。



交尾の終わった雌も、近くの草に止まってしばし尾の辺りをプルプル、プルプル震わせて、

すぐには産卵場所へと移動をしなかった。


雌には顔(額上部)に、小さな黒い斑(眉班)がある個体と、無い個体がいる。
この雌にはわずかに黒い点々が見て取れる。


ちょっと休憩するのにも何か理由があるに違いないけど、なぜなのか知らない。



写真を撮りながら、中々産卵場所へいかないな。。。と思っていたら、

やっと側の溝の方へと移動。ついに産卵開始だな!



非常に分かりづらい写真でお恥ずかしいのですが、

ちょっと右寄りで立ち泳ぎ(?)のような恰好をしている雌のトンボが見えるでしょうか?

何枚も何枚も撮ったのですが、どれもこれもシャッターのタイミングが間に合わず、

まともな写真は一枚も撮れず{でした

その間、雄はずっと雌に他の雄を近づけない様に警備を続けて居ました。

さて、秋も段々と終盤に差し掛かってきた今日この頃。



散歩コースに、こんな黒い野草の実がたくさん熟れています。

イヌホオズキか?アメリカイヌホオズキのどちらかな? 実の数が4個くらい見えるのでイヌホオズキかも

(ちなみに、アメリカイヌホオズキの実は2~3個付くらしい)

見るからにナス科の植物って分かる。



道べりに白い野菊の花が群生して可愛らしいい。

・・・にしても、以前は全く見かけなかったのに…いつの間に。



詳しく触って見たりしてないので、シロバナノコンギクなのか?シロヨメナなのか?

はたまた、違う野菊なのか区別できないけど、いつみても素朴で控えめな感じが好いな~。





コメント (4)
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