いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

山道散歩

2015-11-09 23:43:27 | 散歩道

6月のいつ頃からだろう~ずっと歩きに行ってなかった。

梅雨だったり暑くなってしまったり、その後は畑の世話とかに追われてたこともあって。

何だかんだと言い訳してるけど、行こうと思えば10月には行ける日は何度もあったのに、

何となくその気にならなかったと言うのが本音で。

ここにきて、急に山へ行ってみたいな~と気持ちが動いた。

多分、山が少しづつ色づいて来た精なんだと思う。

気持ち良い秋晴れの日、今、歩かんでいつ歩く!とカメラをぶら下げ山道へGO~!



車1台が通れるいつもの山道。

対向車が来たら、どちらかがかわせる場所までバックしないといけない狭さ。

こんな道でもたま~にやって来る車があるので、ぶらぶら歩いていても注意が必要。



この辺りの山の紅葉はまだ少し先。

今、紅葉しているのはヤマハゼ、ハゼノキ、ヤマウルシが殆ど。

(ヤマハゼとハゼノキは見た目の区別が難しいので、今日はヤマハゼって事で話を進めます)



道べりの岩の斜面に、ちびっ子ヤマウルシがイッチョ前に紅葉していた。



これは何の木なのか?

毎年、周りが色付く前に一足お先に~~ときれいに黄葉している。



ヤマハゼの赤が周囲の緑の中で、一際華やかにその存在をアピールしている。

周りの木が紅葉する頃には、ヤマハゼは葉っぱを落として主役の座を譲ることになる。



ヤマウルシ。葉っぱの付き方がヤマハゼとは違う

オレンジ色や黄色の葉っぱがまばらに混在して、なんか可愛らしい~。



左側の赤黒いヤマハゼの葉っぱと比べると、感じが全く違うのがお分かり頂けるかも。



秋の訪れをいち早く教えてくれるのが、ヤマハゼ等のウルシ科の木々の紅葉で、

私的には、モミジの美しさにも劣らないのでは・・・と毎年思うところ。

この辺りの山の紅葉は、11月中旬~下旬にかけていろいろなドングリの木が、

紅葉(黄葉?)する頃がピークで、その前に、紅葉したヤマハゼをみる楽しみがあるわけです。



今や滅多にお目にかからなくなった白い野菊が、山蔭に6.7輪ひっそり咲いていた。



同じく、少なくなってしまったアキノキリンソウ。

今年は珍しくそこかしこに咲いているのを見つけることが出来て、

まだまだ、頑張っているんだね♪と嬉しい気持ちになった。

いつまでも消えてしまわないで、山道を歩く楽しみに残って居て欲しい野草のひとつ。




コメント (4)
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