いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

クロアゲハの幼虫たち

2021-09-28 21:42:10 | 幼虫

今日は先だって見て頂いた「クロアゲハの産卵」の続きと言うか、

クロアゲハの幼虫の成長を見て頂こうと思います。

つきましては、幼虫、イモムシ系は絶対にムリ!勘弁して~な方は、

今日はここで    して下さい。

せっかく見に来ていただいたのに、申し訳ありません。

ごめんなさいね。   


では、興味のある方、幼虫?平気!平気!大丈夫って方のみ、

先に進んでくださいませ。






卵から孵化すると1齢幼虫と呼び、

その後、脱皮を2回3回4回と繰り返して、

2齢幼虫、3齢幼虫、4齢幼虫、5齢幼虫となっていきます。

この写真の小さな幼虫たちが何齢幼虫なのか?

それを見分けるだけの知識が無いのですが、

まだ、2齢幼虫とか3齢幼虫くらいなんでしょうかね。

知らずに見れば、鳥のフンかしら?って、

そんな風に見えそうな子たちもいますね。






最初の2枚の写真の子たちより、少し大きくなっていますね。

背中の模様らしきものも随分ハッキリして、

3齢幼虫か4齢幼虫になっていそうです。



これが4回目の脱皮をした5齢幼虫です。

ここまで大きくなると、

クロアゲハの幼虫だと分かります。



細いユズの木に、何んと!3匹もの5齢幼虫が!

そんなにくっついてちゃ、身動きできないでしょうに。

5齢幼虫になってから6日ほど経つと

サナギになる前の準備の1日(前蛹)を経て、

5回目の脱皮をしてサナギになります。



新鮮な食草が豊富にあって、

気温が25℃前後で安定して居ると、

成長する日数が若干早くなるんだとか。



この幼虫たちの写真を撮った頃には、

大小の幼虫が12匹、同時に居たこともありました。



鉢植えの小さなユズの木に、

ドンドン食欲旺盛になる幼虫たちがたくさん居ると、

葉っぱは次々に食べ尽されて・・・

その内、食べる葉っぱが無くなる心配が出てきます



なんですが~、

今居る幼虫が、全部5齢幼虫にまで育つわけでは無くて、

途中でアリやクモ、鳥など、何かに食べられたりして、

気が付くとその数が減っているのです。



前回のクロアゲハの産卵の記事でも書きましたけど、

厳しい生存競争を、何とか運良く生き抜くことが出来た,

幼虫だけがサナギになれて、

サナギになってからも、たくさんの試練を乗り越えた、

その先に、やっと成虫になれる日が来るという。。。

そんなことを考えると、幼虫たちを見る目が変わります。

愛着を持って頑張れ~!と応援したくなります。



コメント欄を閉じさせて頂いています。



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