今日は先だって見て頂いた「クロアゲハの産卵」の続きと言うか、
クロアゲハの幼虫の成長を見て頂こうと思います。
つきましては、幼虫、イモムシ系は絶対にムリ!勘弁して~な方は、
今日はここで して下さい。
せっかく見に来ていただいたのに、申し訳ありません。
ごめんなさいね。
では、興味のある方、幼虫?平気!平気!大丈夫って方のみ、
先に進んでくださいませ。
卵から孵化すると1齢幼虫と呼び、
その後、脱皮を2回3回4回と繰り返して、
2齢幼虫、3齢幼虫、4齢幼虫、5齢幼虫となっていきます。
この写真の小さな幼虫たちが何齢幼虫なのか?
それを見分けるだけの知識が無いのですが、
まだ、2齢幼虫とか3齢幼虫くらいなんでしょうかね。
知らずに見れば、鳥のフンかしら?って、
そんな風に見えそうな子たちもいますね。
最初の2枚の写真の子たちより、少し大きくなっていますね。
背中の模様らしきものも随分ハッキリして、
3齢幼虫か4齢幼虫になっていそうです。
これが4回目の脱皮をした5齢幼虫です。
ここまで大きくなると、
クロアゲハの幼虫だと分かります。
細いユズの木に、何んと!3匹もの5齢幼虫が!
そんなにくっついてちゃ、身動きできないでしょうに。
5齢幼虫になってから6日ほど経つと
サナギになる前の準備の1日(前蛹)を経て、
5回目の脱皮をしてサナギになります。
新鮮な食草が豊富にあって、
気温が25℃前後で安定して居ると、
成長する日数が若干早くなるんだとか。
この幼虫たちの写真を撮った頃には、
大小の幼虫が12匹、同時に居たこともありました。
鉢植えの小さなユズの木に、
ドンドン食欲旺盛になる幼虫たちがたくさん居ると、
葉っぱは次々に食べ尽されて・・・
その内、食べる葉っぱが無くなる心配が出てきます
なんですが~、
今居る幼虫が、全部5齢幼虫にまで育つわけでは無くて、
途中でアリやクモ、鳥など、何かに食べられたりして、
気が付くとその数が減っているのです。
前回のクロアゲハの産卵の記事でも書きましたけど、
厳しい生存競争を、何とか運良く生き抜くことが出来た,
幼虫だけがサナギになれて、
サナギになってからも、たくさんの試練を乗り越えた、
その先に、やっと成虫になれる日が来るという。。。
そんなことを考えると、幼虫たちを見る目が変わります。
愛着を持って頑張れ~!と応援したくなります。
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