こんな田舎に生まれ育っていて、この年になるまでヒグラシを、
間近で1度も見たことが無かったのですが、
妹があんな低い木で、ヒグラシが鳴いてるよ~と教えてくれました。
最初に見つけたその木に居るところは撮れなかったけど、
飛んで行った先を探し当てることが出来て、
人生初(大げさ)のヒグラシをこの目しっかり見て、
写真も撮れて~、ちょっと興奮しました。
7月27日撮影
この写真を撮ったのは、もう~1ヶ月も前のことで、
その前後の頃には、夕暮れ時に~うるさい位カナカナ、カナカナって
鳴いていたものですが、最近はぱったりと鳴き声がしなくなっています。
成虫は、6月下旬~7月にかけて発生して、9月中旬頃まで、
朝夕に鳴き続けるらしいのに・・・・
凄く甲高い声で鳴くので、この辺りに居る!とすぐに見当がつきましたが、
なんせ、こんな色なので見つけるのがちょっと難しかったです。
木の肌と区別が付きにくい、目立たない茶系統のボディーなので、
どこ?どこ?と目を皿の様にして探して、
やっと見つけることが出来ました。
「ヒグラシって、こんなだよ!」ってことで、
分かり易く拡大してみましたが、
実際の成虫のオスの体長は28~38mm、
メスは21~25mm位で、中型のセミなんですね。
ヒグラシは俳句では秋の季語になってて、
その鳴き声は、何となく物悲しいようなイメージもありますが、
近くで聞くとかなり甲高い大きな声で、イメージとは違うものでした。
それと、大きさに付いても、
もっと大きなセミだろうと、ずっと思っていたので、
「あれ?意外と小さいのね」っていう驚きもありました。
ゆ~っくり、ほんの少しずつ幹の周りを移動していました。
いつも鳴き声のする木の辺りの幹や枝先を見ては、
こんな沢山鳴いているのに、なんで見つからないんだろう~、
高い所に止まっているからなんだろうな。。。と、
見つけられる等と思っても居なかっただけに、
今回の出会いは本当に嬉しいものでした。
これは、大抵の人が知っているアブラゼミです。
子供の頃、夏休みには暑さをものともせず、
桜の木が植えられている道へ、セミ取りに行っていたものですが、
でも、子供に取れるのはほぼアブラゼミか
小さなニイニイゼミだけでした。
黒いボディに、透明の翅に緑色のラインがあり、
とても綺麗な大きなセミは、男子がたまに捕まえているのを、
羨ましそうに見てただけでした。
あれは今思うと、多分?クマゼミだったような。
近頃はクマゼミが増えているなんて話を、
見聞きしますよね。
出先の桜の木が沢山ある所では、午前中に通りかかると、
凄い数のクマゼミの大合唱が聞けますが、
そこは人通りが多いので、残念ながら写真は撮れず。
憧れのセミなのに。
これは、アブラゼミの抜け殻なのかな?
妹が見つけて部屋に持ち込んでくれたけど、
やっぱり、写真を撮るなら外でしょ!と。
元居た鉢ではないけど、葉牡丹の上に載せてパチリ。
これは1ヶ月前に、「飛んでたよ~」の記録程度にしか、
撮れなかったクロアゲハです。
昨日も今日も家のユズの木の周辺で飛んでいるのを、
見かけたのですが・・・
クロアゲハの素早い動きに、私のカメラの腕が付いて行けず、
ああ~一枚も撮れずに逃げられた~でした。
7月27日撮影
飛んでいる物を撮るって、連写で狙っても、
本当に難しくて・・・
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