いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ヒグラシとアブラゼミとクロアゲハ

2021-08-27 19:50:29 | 昆虫

こんな田舎に生まれ育っていて、この年になるまでヒグラシを、

間近で1度も見たことが無かったのですが、

妹があんな低い木で、ヒグラシが鳴いてるよ~と教えてくれました。

最初に見つけたその木に居るところは撮れなかったけど、

飛んで行った先を探し当てることが出来て、

人生初(大げさ)のヒグラシをこの目しっかり見て、

写真も撮れて~、ちょっと興奮しました。


7月27日撮影

この写真を撮ったのは、もう~1ヶ月も前のことで、

その前後の頃には、夕暮れ時に~うるさい位カナカナ、カナカナって

鳴いていたものですが、最近はぱったりと鳴き声がしなくなっています。

成虫は、6月下旬~7月にかけて発生して、9月中旬頃まで、

朝夕に鳴き続けるらしいのに・・・・



凄く甲高い声で鳴くので、この辺りに居る!とすぐに見当がつきましたが、

なんせ、こんな色なので見つけるのがちょっと難しかったです。

木の肌と区別が付きにくい、目立たない茶系統のボディーなので、

どこ?どこ?と目を皿の様にして探して、

やっと見つけることが出来ました。



「ヒグラシって、こんなだよ!」ってことで、

分かり易く拡大してみましたが、

実際の成虫のオスの体長は28~38mm、

メスは21~25mm位で、中型のセミなんですね。



ヒグラシは俳句では秋の季語になってて、

その鳴き声は、何となく物悲しいようなイメージもありますが、

近くで聞くとかなり甲高い大きな声で、イメージとは違うものでした。

それと、大きさに付いても、

もっと大きなセミだろうと、ずっと思っていたので、

「あれ?意外と小さいのね」っていう驚きもありました。



ゆ~っくり、ほんの少しずつ幹の周りを移動していました。


いつも鳴き声のする木の辺りの幹や枝先を見ては、

こんな沢山鳴いているのに、なんで見つからないんだろう~、

高い所に止まっているからなんだろうな。。。と、

見つけられる等と思っても居なかっただけに、

今回の出会いは本当に嬉しいものでした。



これは、大抵の人が知っているアブラゼミです。

子供の頃、夏休みには暑さをものともせず、

桜の木が植えられている道へ、セミ取りに行っていたものですが、

でも、子供に取れるのはほぼアブラゼミか

小さなニイニイゼミだけでした。



黒いボディに、透明の翅に緑色のラインがあり、

とても綺麗な大きなセミは、男子がたまに捕まえているのを、

羨ましそうに見てただけでした。

あれは今思うと、多分?クマゼミだったような。



近頃はクマゼミが増えているなんて話を、

見聞きしますよね。

出先の桜の木が沢山ある所では、午前中に通りかかると、

凄い数のクマゼミの大合唱が聞けますが、

そこは人通りが多いので、残念ながら写真は撮れず。

憧れのセミなのに。



これは、アブラゼミの抜け殻なのかな?

妹が見つけて部屋に持ち込んでくれたけど、

やっぱり、写真を撮るなら外でしょ!と。

元居た鉢ではないけど、葉牡丹の上に載せてパチリ。



これは1ヶ月前に、「飛んでたよ~」の記録程度にしか、

撮れなかったクロアゲハです。

昨日も今日も家のユズの木の周辺で飛んでいるのを、

見かけたのですが・・・

クロアゲハの素早い動きに、私のカメラの腕が付いて行けず、

ああ~一枚も撮れずに逃げられた~でした。


7月27日撮影

飛んでいる物を撮るって、連写で狙っても、

本当に難しくて・・・








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