いつか、どこかで

花、昆虫、そして鳥など身近で見られるものを撮っています

ヒイラギモチにマユタテアカネが・・・

2015-11-04 23:35:26 | トンボ

良いお天気だった昨日も今日も畑に出て、百姓三昧。

始めの頃、こりゃ~虫に食べられて不作か~?と思われた水菜、小松菜、

高菜がどうしたことでしょう~~なんか復活しちゃって!嬉しいったらありゃしない。

一時気温がグッと下がってたのが良かったのか?ダメ元でかけた木酢液が良かったのか?

追肥して土寄せしたのが良かったのか?その理由、

野菜の皆さんにお尋ねしたい程、元気にモリモリ育ってくれた~。

・・・ので、大量収穫♪ワ~イワ~イ♪

けど、その後に待っているのは、土を洗い落として、綺麗に綺麗に何度も洗う作業。

ふう~~~~これが結構疲れる。ああ~背中や腰が少々痛いでまんねん。。。。。

これこそ嬉しい悲鳴ってことだわ~。


では早速、今日の1枚目の写真、当ブログでは左程珍しくも無いと言えば珍しくもないかな?

けど、ちょっとだけ衝撃写真かも・・・ビックリポン!ほどじゃない。

田舎暮らしの私などは虫が怖いなんて言っていたら暮らせないから慣れっこの、

これも生き物たちが辿る1つの現実なのですが。

こんな可愛そ~うな写真は一枚だけですので、すぐ終わります。

では、では、参りますよ~心の準備OKですか!?



決して、バッタが宙を舞っているわけではありません。(笑)

車庫のひさし(?)の部分に張り巡らされていた、蜘蛛の巣に引っかかってしまったのですね。

あの粘着力の強い糸からは、この大きさのバッタでさえも逃れることが出来なかった模様。

もしかしたら、この大きさが災いしたのかも・・・

自然の中で生きる生き物たちの、営みの過酷な一面ですよね。

蜘蛛も食べて生きる為に一生懸命な結果として起きることだけど。



さて、こちらは先日アップしたヒメアカネよりほんの少しだけ大きいマユタテアカネ。

(雄31~43mm、メス30~42mm)

見慣れてくると、僅かに大きいかな?くらいには見えるのですが、

それでも、頭部の特徴をチェックしないと断定するのが難しいです。



もう1つの特徴もよくよく見ないと、気が付かない程度の違いです。

ただ、区別するポイントだと思って、その気で見れば分かるかもしれないですね。



今回は、庭先のヒイラギモチの木にやって来て、しばらく遊び相手になってくれました。



トゲトゲしたこの木の何がお気に召したのか!?



余談ですけど、この木をずっと「ヒイラギ」って呼んでいたのですが、

ヒイラギは赤い実を付けないと知って調べてみたら、11月以降に赤い実が生る「「ヒイラギモチ」という木でした。

同じ様に赤い実がつくセイヨウヒイラギ(クリスマスホーリー)とも違うのですが、

日本では「クリスマスホーリー」と呼ばれて流通しているのだそうです。

(ちなみに、ヒイラギはモクセイ科で小さな白い花を咲かせ、
同じモクセイ科のキンモクセイに似た芳香があり、実は黒紫色)



お決まりの身長測定をしてみました。

ちょっと体を斜めにしたりジタバタしてたので、正確ではないですが、こんな感じ。



これは、メスのマユタテアカネ、翅の先に褐色の斑紋があるタイプです。この斑紋のないメスがいます。

それ以外に、メスは成熟しても赤くならないものが殆どなのだけど、

まれに、メスでも腹部背面が赤くなる個体がいて、その場合腹部背面の黒斑が発達しないので、

通常型のメスとの区別がしやすいということです。

つまり、マユタテアカネはメスは3タイプ、雄1タイプ、合わせて4種類のタイプがいるそうです。






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今年もヒメアカネが・・・

2015-11-01 23:33:46 | トンボ

昨日は玉ねぎを植えようと、朝一から苗を買いにホームセンターへと・・・

行ってみると、良い苗が無い、これじゃ~な~~~と、出直すことにした。

で、家へ帰ってから「そうだ!いつ新しい苗が入荷するのか聞いてみよう~」と思い付き、

電話をしたら、予約をすれば明日入荷次第電話連絡してくれるって!

じゃ~お願いしますってことで予約したその直後、ホームセンターから電話が入って、

「さっき入荷してました、取り置いて置きますから」とのこと。

再度、行ってみると、おお~新しくてしっかりした苗を取って置いてくれました~。

これで、玉ネギの植え付けが予定通りに出来ることになってヤレヤレしたのでした。

普通の玉ネギ200本、紫玉ねぎ50本、植え付け完了~となりました~♪



さて、今年も9月中旬頃から家の周りで見かけるようになったヒメアカネ。

特徴はいつも書いている通り、この少し青み掛かったのっぺらぼうの顔。



体長は28~38mmで、国内の赤トンボ(アカネ属)の中で最小の種。

(体長17~20mmで日本一小さなハッチョウトンボはハッチョウトンボ属)

とても細い華奢な体つきで、何かに止まっていると殆ど目に付かないけど、

側を通るとすぐに移動するので「あれ?其処に居ったん!?」と気が付くことが多い。



かといって、遠くに飛んでいってしまうことは無くて、

ちょっと離れた草や枝をその気で探すと必ず見つかる。

「いやぁ~、見つかったか~?」って頭を掻いているみたいに見えるけど(笑)、

頭を掻いている手みたいに見えるのは、枯れた草の実ですけどね。



ヒメアカネは環境の変化に敏感ならしいので、生息域の周囲で少し樹木を伐採しただけでも、

その後には姿が見かけられなくなるのだとか。

木立ちがあって少し薄暗いような環境が適しているトンボって事らしい。



・・ってことなので、来年にはこの辺りも道路工事で大がかりな伐採が行われるので、

今年限りでもう~出会う機会は無くなるのだろう。



↑の写真を拡大したように見えるかもしれないけど、

よく見て頂くと、翅をぐっとたたんでいる違いがあるのです。

こうしてアップにすると、別の赤トンボみたいに見えてしまいますよね。



この所、気温が下がってきているのですが、ヒメアカネは寒さには結構強いということで、

遅い所では、12月下旬頃まで見られることもあるのだとか。

さすがに、我が家の周囲ではそんなに遅くまでは見られないですけど。






ワレモコウの葉っぱの上に。



ヒメアカネの後を追いつつ写真を撮っている時、黒い大きな何かが来た!と思ったら、

クロアゲハが、すぐ側のヒヨドリバナにほんの一瞬止まって去っていった。

う~ん、惜しかったな~、もう少し止まって居てくれたら良いのに・・・

(ちなみに、止まっていたのはヒヨドリバナのはずだけど、
花がピンクっぽい、まれにそんなものもあるらしい)



ヒメアカネがいつも居る溝の周りには、小さなミゾソバが群生していて、

そこには、やっぱり小さなホソヒラタアブの仲間が・・・可愛い~






コメント (6)
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