flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

国債と自動車

2006-01-09 12:59:17 | 天祐語録
 自動車大国日本。
そして借金大国日本。
おのずと見えてくる答え。
通勤に一人しか乗らないクルマ。
そして渋滞。
クルマの普及に伴って起きるドーナツ化現象と郊外巨大ショッピングモール化。

自動車関連税の格差を設けてはどうだろう。
駅やバス停付近は現状の税率。
公共交通機関から遠くなる毎に税率を上げる。但し過疎地域は逆に税率を下げる。
そうすれば、ドーナツ化現象、過疎対策、交通改善、環境保護にも繋がる。
但しこれからの社会を考え、身障者と介護世帯、子供3人以上世帯は、例えば税率を半額とするなどを施し、福祉と人口減少対策、そして財源の一つに。
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四苦八苦

2006-01-06 01:09:53 | 天祐語録
・生(しょう)・老(ろう)・病(びょう)・死(し)の四苦と、

一  怨憎会苦(おんぞうえく)
     怨みがある人と会わなければならない苦しみ

二  求不得苦(ぐふとっく)
     求めても得ることができない苦しみ

三  五陰盛苦(ごおんじょうく)
     色(肉体)受(感受性)想(理解力)行(行動)識(精神)
     の執着心(煩悩)を無くせない苦しみ
     般若心経の経文中、五蘊皆空(ごうんかいくう)の構成要素

四  愛別離苦(あいべつりく)
     愛しい人と別れなければならない苦しみ

      …の四苦合わせて八苦
      四苦(4×9=36)+ 八苦(8×9=72)
      =108(煩悩の数)

 …正月から…という内容であるが、全ての人が全ての内容を当てはめることのできる項目である。
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喚問の圧力

2005-12-14 21:16:29 | 天祐語録
“圧力”によって成り立っていると言っても過言ではない世の中。
その圧力によって社会が進化したとも言えるが、陰の世界を生み出す根元になったとも言える。
その圧力もまた、今旬の話題にもキーポイントとして登場している。
太古から権力という圧力によって形成されてきた人間社会。
そして半善半悪でしか世を渡り歩けない実情。
私も幾つかの組織の真ん中を通り抜けてきたが、その圧力によって押し出された一人でもある。
「本人を鍛えるため」という口実。
「オトナ社会の現実を知りなさい」「良いことばかりでは会社は生き残れない」
…等という私に対し聞かされてきた吐言集。
組織がある限り、このような圧力の使われ方が消えることはない。
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金儲けは幻想

2005-12-09 18:09:48 | 天祐語録
 営利を何よりも第一目的とした組織は、大なり小なり非常識さを持っているものである。
某建築設計確認調査会社の株主が、大手有名住宅会社数社であったりするご時世。
安い元手で、一早く稼いでやろうとする者には、取り返しのつかないリスクが伴うことであろう。

信頼は、そんなに簡単に築けるものではない。
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本来の「聖職者」とは?

2005-12-06 20:50:28 | 天祐語録
…無資格医師が捕まったようである
患者からは人気があったようだ。
親切で人当たりがよくて、話しも親身に聞いてくれ、腕もあった。
後ろめたい部分があるからといえば、それまでだが、本物の医師の中に自信過剰になって踏ん反り返り、治療を軽視している者もおり、それもどうかと思う。
然し、命に関わる職業。
前者も後者も、本来の患者治療のためにはならない。

変わって宗教界は心の世界。
僧侶を例えにして…
僧堂修行歴の無い、人間らしいお坊さん。
僧堂修行歴の高い、人を見下すお坊さん。
資格云々は別として、どちらが受けて側からすればよいと言えるのか。

どうだろうか。
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安物買いの銭失い

2005-12-03 00:30:40 | 天祐語録
 安過ぎる物には何かしらのリスクが隠されている。
問題のマンション、ホテルもそうである。
安価だけを追求すると、いつかは行き着く結果。
それが並以下品なのである。

高級マンション、高級ホテルからはまだ、それらの事柄が確認されていない。
これもその意味を表す結果といえるであろう。

私の以前いた会社もそうであった。
コスト削減ばかりを意識し過ぎたがために、標準規格品より下回る物しか納入できなくなった関連会社。そして人件、時間コストを下げるがために起こる粗雑な扱い。

景気回復を無理に捻出した結果が、ここにある。
欲望の至りを止める手段が、毎度このような犠牲をなくしては出てこない現況。
社会の愚行が繰り返される。

自己の実勢以上の物を得ないことが無難な世の中といえるであろう。
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出世 -SHUSSE-

2005-11-24 00:39:45 | 天祐語録
 梵語(サンスクリット語)の「ブッダ・ウトパーダ」を中国語訳したもの。
「釈尊が修行をなさって悟りをひらいた…」の意。
大衆を救済するため、濁り濁った人間世界を超えていくことが、出世(間)の本意。

他人より偉くなって優越感に浸ることは本当の「出世」ではない。
人と人との交わりをしながら、より良く生きようと努力する人。
限りある人生の中で、安らぎを持って生きている人。
過去を振り返って、これで良かったと思える人。

…これらが、現代において本当の大きな出世であろう。
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儲けの極みⅡ

2005-11-23 18:57:38 | 天祐語録
 ここ一週間、尽きることのないこの話題。
ようやくエリアが広いことを認識したようだ。
まだまだ出てくるであろう欠陥構造物。
私の住む地方でも続々と明らかになってきている。
最近のビルは、柱構造を確認し辛い造りとなっていることが多いが、よく見ると細い一階の柱、薄い外壁、取り壊しを容易にしたスクラップ&ビルド構造。

某建築設計事務所、建設関係以外でも、同類の事柄を行っている情報を私は掴んでいる。
これにより供給過剰を極めた、集合住宅建築バブルの終焉を迎えるであろう。

前編:http://blog.goo.ne.jp/kourei-flow/e/a450d6ac104fdfef5aaefdbf0ddb955f
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よりどころ紀行

2005-11-12 22:49:12 | 天祐語録
 私は仕事以外で外出すると、必ず神仏に触れることにしている。
それぞれの神社仏閣には、それぞれの参拝作法がある。
私は、神道、仏道に身を置いたことがあるため、作法等は習知しているが、他人の目に対する体裁としてあるものだ、としか思えない光景をたくさん見てきた。
各宗職者は、見た目だけにこだわる習慣だけを身に付け、真気を込める習慣が少ない。
よって私は、形にこだわらない参拝をしている。
立ち止まり一礼、感謝を伝えた後、パワーをもらっているのである。

ただそれだけなのである。
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「ubiquitous」 ユビキタス

2005-11-11 18:57:01 | 天祐語録
 最近では専らIT用語になってしまっているが、ユビキタスはラテン語で「至る所に偏在する」つまり「時空自在」の意味である。
欧米では 「神は何処にでも偏在する」という神学用語として使われている。
日本では、それぞれに別々の神が宿っているという概念があるが、上記の場合、何処にでも同時に存在するという意味であり、数の次元ではないことを表す。

あの神とこの神は違う。
あの神は嘘で、この神は本当という宗教団体の考えは、ナンセンスであり、自己営利目的に他ならない。
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鉄筋コンクリート

2005-11-05 00:19:32 | 天祐語録
 大阪で、団地の壁にエアコンの穴を開け、実は鉄筋を切断してしまい建物強度を低下させてしまったという事態が起きた。
私は建築の専門家ではないが、ここが柱なのか壁なのか…という見極めはくらいは誰でもできると思う。

耐火構造物は、年代によって建物スタイルの流行がある。
1960年代前半は、柱を外側に出した外壁装飾を施さない言わば殺風景な造り。
後半になると、外壁タイルを使うようになり、アルミサッシも普及してくる。
1970年代に入ると、柱を内側にする構造が出てくる。
60~70年代の建物は、大量生産的な時代であったため、質より量のウエイトが高く、またこの時期のコンクリートの材質も脆弱であった。
80年代前後からは、耐震構造を備えた鉄骨外壁ユニット式が見え始める。
然し建築、取り壊しが容易な構造。
これ以降、スクラップ&ビルドを前提とした構造物が目立つようになる。
バブルの時代、デザインに拘る時代が来る。
そして崩壊、機能性はあるが極度にシンプルで単一なデザインとなる…。

私の知る、或る建物の責任者が、邪魔だから、この柱を取っ払ってしまおう…という人がいた。
地上4階地下1階の1階片側部分の柱を、室内側に出ている分全部を削るというのである。
そんなことしてしまえば、一溜りも無い。
周辺の人たちは、そうだねぇと、納得の様子。
建物への過信がこれだけあるのかと、ある種幻滅した。

今回の事例、時代によって、建物構造の分別が難しい時期もあるが、どこに力がかかっているだろうかは専門家ならば見極めなければならないだろう。
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娑婆 -SHABA-

2005-10-29 14:33:59 | 天祐語録
 梵語(サンスクリット語)の「サハー」を音写したもの。
浄土に対しての反対語であり、仏教で言う混濁した現世を指す。
関連語として、耐え忍ぶ世界、「忍土」「忍界」がある。
同意語として、「穢土」(えど)があり、日蓮の「報恩鈔」(ほうおんしょう)の中に、「極楽百年の修行は、穢土一日の功に及ばず」という記述がある。

私が居た世界も、一般社会を“シャバ”と称した。
混濁した世界がシャバなら、今の仏教社会もそれに当て嵌まるであろう。
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国獲り物語

2005-10-14 22:34:02 | 天祐語録
 今年は、大型の戦略的株取引が目立っている。
とはいえ、何ら違法という訳ではなく、上場会社の当然の事柄である。

私は株には興味がないが、企業及びグループの勢力、財務体質、社会活動に非常に興味がある。
経営に関係する訳ではなくとも、勢力に関する我が家の家系と歴史好きなところから、各種団体の動向が面白く、また目が離せない。
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閉まらずの踏切

2005-10-13 01:30:08 | 天祐語録
 この踏切は、先日の昼飯線中山道踏切。
休止中であるため、ここ15年、開きっぱなしである。
 東京の開かずの踏切で、人身事故が起きた。
複数の路線が重なる都心部では、運行本数で割ると30秒に1本程となる。
それでも実現されない立体交差。
当然のことながら、先ず予算によって却下される。
然し既存の踏切は何処もお粗末なものが目立つ。
それは道路の幅に対して比例しない路肩の狭い踏切の渡り板のことである。
踏切の拡幅は、鉄道会社の条件で、理想は立体交差。それが不可能であれば、近隣の踏切を廃止することによって拡幅に応じる…などという取り決めがあるからである。
ただ向こう側に越えることが、橋の無い川のように不便になっているわけである。

東京の踏切も、高架や地下化にするといった高予算な事業は別として、地下道を造るなり、歩道橋を造るなり、自治体と協力すれば低予算で安全と効率が確保されることができようと思うが、頭の固さと事勿れ主義の自治体と特殊法人の招いた事故である…。
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予想結果ではあったが…

2005-10-12 21:45:32 | 天祐語録
…確実に万博バブルが起きている。
いわば単に催しに過ぎなかった万国博覧会。
当然のことながら、輸送、宿泊、商業施設等にダブツキが起きている。
跡地利用、青少年公園に戻すにせよ、環境博の担ったことの今後を継承する具体的な計画がない。
リニモ、東部丘陵の地形上でのリスクと、未来を紹介する意味では意義があったものながら、互換性がなく、乗り換えの手間やコストが高い。
よって、利用減少と純利益の減少は必死である。
有効求人倍率も低下し始め、長い視野を持ったクルマだけではない愛知を、余韻のあるうちに打ち出さなければならないだろう。
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