flow Trip -archive-

「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

動物的差別本能が生んだ結果事例

2006-06-27 13:00:54 | 天祐語録
子供を殺める事件。
許されない行為だが、何故このような行動を駆り立てる結果を招いたか、その原点に目を向けるべきである。
このように至った本人の特性、持って生まれた性格もあるが、親の育て方、閉鎖的で差別的な周辺環境の影響も大きかったと思われる。
事件に対する批判は当然だが、今まで向けられてきた容疑者周囲の冷たい文言は、取り返しのつかない悪夢を増長させる一端に繋がっているように思う…。

周囲が本人を育てず、憎悪非道の念を育てさせた訳である。
そしてまた、同様な原因の新たな殺人事件が報道されている…。
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”見えない”家族の絆

2006-06-23 21:30:00 | 天祐語録
「全てをリセットしたかった…」
私もその少年と同じ年頃であった頃、そのような考えを持ったことがあった。
然し、家族の命を奪うことは、考えはしなかったが…。
それは、おかれている立場や環境の違いかもしれない。
何れにせよ保護者の責任は大である。

私は子供の頃、親の機嫌を見て育っていたように思う。
故に“いい子”を演じていたのだとも思う。
今となっては、私の身内は誰もいなくなり、まるで自然の摂理のようにリセットされた、我が家が今ある…。
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男の寿命

2006-05-13 12:00:07 | 天祐語録
 あるところの研究によると「戦争を経験していない世代の若者の中には、リスクを冒す場を他に求める者もいる」というのがある。
昨年研究が実施され、科学雑誌"Epidemiology and Community Health"に掲載された研究論文でも、良く似た結論を導いている。
この論文では“少年や青年男性が、過度にリスクを冒した行動をとること、強引に自己主張をすること、感情を抑圧すること”が、男性の寿命が短くなることと直接的に関係している、と述べられている。
Kruger氏とNesse氏という研究者は研究論文の中で、若い男性が取る“あまり有益とは思えない行動”の中には、タバコを吸うこと、無謀な運転をすること、暴力を振るうことなどが含まれる、と述べている。
この説は、あるデータによってより説得力を増すことになる。
そのデータとは“社会的地位の低さは、男性の死亡率の高さと大きな関連があり、その関連は女性よりも強い。
また、社会的地位が低い男性あるいは配偶者がいない男性は、よりリスクを伴う行動に身を投じる傾向がある”というデータである、とKruger氏は語っている。

日本の平均寿命は世界的にみて高水準にあるが、これはいつまでも続くものではないかもしれない。
特に男性にとっては…。
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はなまつり

2006-04-08 09:53:42 | 天祐語録
 今日は釈迦の誕生日である。
生まれて直ちに、七歩歩いて天と地を指差し、
「天上天下唯我独尊」…てんじょうてんがゆいがどくそんと言ったという。
訳すと、世界中で自分は最も尊い人間である。となる。
このことに祝福され、竜王の口から甘露の雨が降り注いだ。
それにより、はなまつりの今日、誕生仏に甘茶をかけてお祝いをする。

昔、クリスマスセールならぬ、はなまつりセールがあったことを思い出す。

※ 紀元前四六三年四月八日、釈迦牟尼世尊誕生=降誕会(ごうたんえ)
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彼岸と此岸 (ひがんとしがん)

2006-03-21 00:00:11 | 天祐語録

彼岸=涅槃 此岸=娑婆
娑婆(シャバ)は迷いの世界、煩悩の世界 浮世
涅槃(ネハン)は悟りの世界、もしくは完成された人間の到達点
同意語に、般若心経の「波羅蜜多」ハラミタ=彼岸に至るがある。
(語源は、梵語(サンスクリット語)の「パーラミター」)

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ビジネスホテル解体

2006-03-07 00:00:38 | 天祐語録

                                     (クリックすると拡大します)
 各地で耐震偽造された建物の解体、補強が行われつつある。
このホテルでも先月から解体作業が始まっているが、見て分かるように鉄筋や柱が細く、床板も薄い。
よくマンションは補償問題云々と取り沙汰されるのに、ホテルは何故自己負担させられるのか…という話しが出る。
然しそれは、建築主がホテルそのものであるから仕方がない。
マンションでいう販売主に当たるからだ。
短い工期、低予算で施工すれば、何かしらの簡略事項が発生する可能性が出てくる。
低予算で金儲けを…というところから発生しうるリスクだ。
高級ホテル、マンションではこのような問題が出てこないのも頷けるところである。

関連過去記事: 11/5 鉄筋コンクリート   11/18 儲けの極み   11/23 儲けの極みⅡ   12/9 金儲けは幻想  12/14 喚問の圧力    1/14 コスト削減と儲け唯一主義社会の今後

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天祐記 より…宗教組織Ⅴ

2006-03-06 00:00:21 | 天祐語録
 然し、本来は何ら深く考える必要はなく、全ての神仏に対し生まれてきたこと、生かさせて頂いていることを感謝し、一言、宜しくお願いします の一念を祈るだけでよいのである。
あとはその心持ちで日々暮らし続けることである。
そうすれば、自ずと幸せとなっていく、またそのように感ずるようになり、またつまらないことで人を傷付けなくなるのである。
それ以上のことは、各世の人間たちが注釈を加えていったものであろう。

神や仏はもう一つの“親”であり、
宗教組織なんて、本来は要らない。

…以上で完成されたものと言うわけではなく、また、これらが必ずしも正しいと言うわけでもない。
然し、私の正直な宗教思想感なのである
異論、補足等が有ろうと思うが、一つの考え方としてこの場は理解して頂きたい。
また、何れ追加更新して行きたいと考えている…

Ⅰへ戻る Ⅳへ戻る
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天祐記 より…宗教組織Ⅳ

2006-03-05 00:00:14 | 天祐語録
 宗教の目的=(頂上)はひとつとすると、
登山口から頂上に辿り着く迄の道中の環境や、地形の違いがその宗教の通り方の違いである。
登り方、登る方向が違うということは、立っている位置、そこから見える面が違うということであり、周囲から、いろいろな角度・位置から見つめることによって、客観視することができる。
一箇所に留まっていては、宗教を解く上での説得力に乏しい。
目標に向かっている感触が感じられないということは、霧の中の尾根上にいるということ。
その霧は頂上を見つめることを遮る気体、つまり、その団体の倫理観である。
ということは、頂に達するための道も無ければ、案内も矢印もないのである。
(あっても朽ちている)
道は示す方向、案内や矢印は其の方へ導き教える人ということ。
明るく楽しい幸せな方向を求めるのは当然であり、道をつくる人、矢印をたてる人、案内をする人…といっぺんにというわけではないが
築かれていくものなのである。

Ⅴへ続く Ⅲへ戻る
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天祐記 より…宗教組織Ⅲ

2006-03-04 00:00:07 | 天祐語録
 どの「教典」も理想的な方向を示している筈である。
唯、ひとつの団体だけを肥大させるために欲の劣性面が被さっていて、あくまでも理想論だけに終止している。
団体拡大とは、会社的組織概念が強くなってくるため、尚更である。
信者が勉強した上で宗旨を転向しても良いと思うが、その場にいて悪いと思われるところを、自分から確認して直して行こうとするか、それとも、先ずは自分の行動から・・というように、導き築いて行かなければならないのである。
枠や形だけを拘り、本来の気持ちを持たず、狭い了見を取り払わない者は、直接宗教に関わってない者より遠い「位置」にあるといえるであろう。

Ⅳへ続く Ⅱへ戻る
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天祐記 より…宗教組織Ⅱ

2006-03-03 00:00:01 | 天祐語録
 個々が「宗教」を抜きにしての信仰、慈悲の精神で行動したらそれが一番よい訳だが、人との協調性を持たせたいと思うなら団体に参加することが手っ取り早いのかもしれない。
但しその場合、その団体の内容を勉強してから選択することが望ましい。
また、入退も自由なところを選ぶことである。
然し、「去る者は追わず」というのも良い面もあるのだが、若干無責任なところもあり、本人が離れたくなくなる様なところが良いであろう。

 「神仏」に身を委ねる、心のよりどころとするのが太古からの自然な姿なのである。
ただ、冷静に客観視する目も備えている必要がある。
それは、本来の宗教のあり方を見失わないためと、そのことを多くの人に理解してもらうためである。

Ⅲへ続く Ⅰへ戻る
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天祐記 より…宗教組織Ⅰ

2006-03-01 00:00:38 | 天祐語録
 神が試しているのではないだろうか。
それは様々な形に変えて 神であったり 仏となったり 分身したりと….
然し神の側からすれば形が何であれ関係無く、拘っているのは各世の現世人間だけであろう。
だから私は、ある特定の宗教団体としての一神教信心をするつもりはない。

 宗教団体は組織であり対等ではなく、分裂することはあっても吸収合併することはない。
宗教間対立・孤立するのではなく、あなたはあなた、わたしはわたしの通り方がある。
然し、同じ人間らしく生きるという目標がある。
宗教の一団体繁栄のための、陣取り合戦の如くのような他批判自己正当化姿勢ではなく、調和ができないのだろうか…といつも思うのである。
宗教内容ばかりを拘るのではなく、普段の生き方を同調させるということである。
神仏も当然信心は大切だが、人間同士の信心。
それが神仏に対しての報い、供養の一つとなるであろう。
新しい宗教がどんどん増えたらいいというものではなく、ただ個々の団体だけを宣伝する布教も良いとはいえない。
やはり生きている人間も重視した内容が必要だ。
そして団体同士見つめあって自ら改善し合うことが大切。
名指しで批判するだけが能ではない。
だからこれ以上増えても減ることのない宗教の種類に拘っていられない。
拘れば双方の間にある溝がますます深くなってしまうことだろう。

 宗教団体でいう、どこの神仏を信心しても、他の神仏を信心していることと同じになると私は信じている。
つまり、神仏は数の次元ではないということである。

Ⅱへ続く
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事件の有無は別として

2006-02-20 20:00:39 | 天祐語録
 物事の展開、結果を理解できない者によって、また殺人事件を起こされた。
そのことは、ここではこれ以上触れないが、グループ送迎なるものがあることを初めて知った。
昔あった、親と他人の子のつながりとして考えたとき、良い点もあろうかと思われる。
然し、私がその立場だった場合、毎日のことで何かあった場合の責任問題を考えたとき、一体どうするの?と思わざるを得ない。
やはり、交通事故等の危険性も含め、個人で各々送迎か、それができない場合は、送迎バスを走らせるのが賢明であろう。
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輪廻と魂

2006-02-05 21:22:33 | 天祐語録
 私は全ての人間が必ず生まれ替わるとは思っていない。
体は無くなっても死の世界に魂が向かっていない者、甦りを拒む者もいるだろう。
輪廻転生があるのなら、魂の数は限られている筈である。
だが人口は増加した。

最近の人類の中には、社会生活に支障をきたす者を多く見かける。
つまり魂の経験の浅い者、再生されてない新規の魂が存在すると言ってもいいだろうと考える。
それらの魂には、しっかりとした人間的教育を施さないと、何回生まれ替わっても、徳の積まれない、また、いつまでも子供のような精神を持った、自己を客観視できない大人ばかりになってしまうことだろう。
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一蓮托生 -いちれんたくしょう-

2006-01-26 17:41:34 | 天祐語録
 一般的に運命を共にするという意味に使われている。
然し本来は、皆が浄土に生まれ変わり、同じ蓮の上で生きようという意味である。
「具会一処」も同意語。先立つ人も何時の日か仏の元で逢うことになるという意。

私もこの事柄に苦しんだ時期があったが、今では将来への楽しみに変わった。
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コスト削減と儲け唯一主義社会の今後

2006-01-14 00:22:03 | 天祐語録
 バブル崩壊後、無理な体制で成長した虚飾の景気。
それによって増殖した薄利多売、低品質デフレ企業。
そして儲け主義オンリーのIT企業と自動車業界。
これから永久には繁栄しないであろうこれらの会社。
いずれ、大不況が訪れるであろう。
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