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「漂い紀行 振り返り版」…私の過去の踏査ノートから… 言い伝えに秘められた歴史を訪ねて

竹原

2011-05-29 00:00:04 | 街道・宿場町

(広島県竹原市 重要伝統的建造物群保存地区 都市景観100選)
 竹原港から竹原の駅前に辿り着く。駅前は少し懐かしい中小都市の商店街といった感じであった。駅前から右手奥、北東方向に向かうと、古い町並みが現れる。
 竹原は、奈良時代に都宇郷(つうごう)と呼ばれ、旧山陽道都宇駅が置かれた。平安時代には、京都賀茂御祖神社の荘園となり、鎌倉・室町時代は、小早川氏の所領となった。江戸時代に入り、慶安三年(1650)になると海岸に入浜式塩田をつくり、その繁栄によって現在の町並みが形成された。現在でも北は上市の照蓮寺から、南は下市の地蔵堂まで、江戸時代中期以降の町家が残され、安芸の小京都と呼ばれている。
             (地蔵堂)

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