
(愛知県豊川市)
私の住む家のすぐ近くを流れる帯川の下流が、この佐奈川だ。
佐奈川は、前項でも触れたように水が地下に浸透してしまうため、旧工廠付近では、浸透後唯一合流していた小さな川「土々川」の水だけが、日常流れる水量であった。
豊川海軍工廠設置の際に川幅、流路及び堤防が整備され、戦後になって、それまで松原用水という低地を流れる農業用水に注いでいた帯川の流れを、この佐奈川に付け替えて、治水と佐奈川の水量維持が図られた。そして、堤防上に桜が植えられた。(帯川合流であい橋付近)
(日本車両引込線鉄橋下流)
(開運橋上流)
(四ッ谷橋下流)
この時期は、菜の花の黄色と桜の桃色が、約4kmにわたってコントラストを描いている。また、佐奈川から市中心部諏訪地区「桜トンネル」にかけて、桜並木が広がっている。
(関連記事:2007年2月の佐奈川 2008年3月の佐奈川 佐奈川の春2009)
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