-水の流れなくなった日立グループ館-
半年間の会期を終え、昨日終了した。当初、環境万博といいながら、森林丘陵を造成したこの万博を私は嫌悪に思っていた。短期間に一番人の目に触れ、一番新しい遺跡が誕生した訳である。そして且つ最大の廃墟なのかもしれない…。間もなく解体され、ゆっくりと皆の記憶から薄らいでゆくのであろう。長い時間をかけてでも、里山に還れば良いが。
-行列がなくなったトヨタグループ館-
-人のいなくなったグローバルループ-
-締め切られたゲート-
(関連記事:3/20 4/14 6/21 6/24 9/4)
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日立館、とっても入りたかったですが残念にも入ることが出来ませんでした。
3回行きましたが、とにかく人を見に行くだけでした。
最初私は、木曽岬干拓の遊休地で「東海万博」とかで行なったほうが環境と費用と、地域一体感が生まれたのではないのかなぁと思っていました。
結局、愛知の開発を国と民間を巻き込んで行なったというわけですね。
私は今日も行きます。
解体しながらエコな部分はどこだったか検討してみたいと思います。
但し、一回こっきり。
私は最初、万博反対派でしたが、いろいろな機会に知り合った賛成派の人たちとの関わりと、次第に明るみになった内容によって肯定するようになり、見させて頂くことになりました。
ところで、けんちゃんサンは、万博の建設に関わった方ですか?
イベント博覧会のあり方については、岐阜で開催された中部未来博でよく分かっていた筈だけど、協会が用意した共通で使う外国館の箱や、エアコン。後で使い回しの利かない処分するだけの施設がなんとも悲しい現実です。
例えば名古屋港の倉庫群を再生したイタリア村など大賛成なのですが、半年使って殆んどを取り壊す。
これが日本の文化スクラップ&ビルドなのかと残念でなりません。
泥縄式と言うか、5年も前から計画していたわりに跡の活用案が吟味されなさ過ぎています。
会期中の改善スピードには目を見張るものがあり、あれだけの大人数の入場者をこなした運営には拍手喝采です。