京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 ひとつ知って…

2010年03月15日 | HALL家の話
       

BBQやフリーマーケットを楽しんだサンシャインコーストにあるレッドクリフ。桟橋を進んでいくと、季節限定でここからホエール・ウォッチングの船が出ている。
「日本人は乗れない」とJayのきっつーい冗談。

アメリカの環境保護団体「シー・シェパード」の反捕鯨活動船の「アディ・ギル号」と、日本の調査捕鯨船団の監視船第2昭南丸との衝突事件(1月)はHALl家滞在中Jayたちとの話題の一つだった。

無謀な体当たり・火炎瓶投げ入れなどエスカレートしていく過激な妨害行動としか映らないシー・シェパードの活動だが、Jayは「日本側の領海侵犯」を口にする。でも…、それは耳にしていないけどなあ。

「環境保護団体や反捕鯨国は、クジラを死なせる調査捕鯨に国際社会の合意がないと反発している。」と言う新聞記事内容に触れた。
Jayの話から、日本の捕鯨での“きわめて長時間をかけて死に至らしめる苦しめ方”をオーストラリアでは“むごい”と厳しく批判しているということも知った。

その頃ネットで見た“カンガルーを300万頭殺す国が反捕鯨を訴える”のはいかがなものかと言う話題。それにはあっさりしている。
こちらではカンガルーはペスト・「ねずみ」並みの扱い…だそうで、  
増えすぎて困ると言って意にも介さない。

危険行為、不法行為ともなればその黙認は許されるものではない。と同時に「捕鯨」のあり方も別次元のところで存在しているような。知らないことはありそうだ。

クジラ肉を食べたことあるかと、これまでにもJayは何度も聞いてくる。そのたびに答えは「あるよ~」。今度はマグロ漁の妨害に向かうと語るシー・シェパード活動家の言葉が残った。危険な妨害行為で解決できる問題ではあるまいに…。

Noosaの展望台付近から見た海   
この沖合いにはクジラも姿を見せるという説明があったが、この日、イルカの姿が見え隠れするのを肉眼で見て取れた。ずっと身近にこうした大型の生き物が存在しているオーストリア。日本人にとって資源の保護と利用の課題は残る…。

   先週捕獲されたワニ。体長6.325m、重さ18.55kg だとJayが送ってくれた写真。
        ビックリ仰天~
コメント (10)
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