京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 ささやかな近場の文化

2010年10月07日 | 日々の暮らしの中で
             

気温15度、快晴の朝。予報では27度まで上がるというが、秋晴れだ。

秋の行楽シーズンを迎える。連休もある。おまけに、京都市立の小学校は2学期制で秋休みなるものがある。
政府の観光立国推進本部とかが、旅行やレジャーの需要の掘り起こしや混雑緩和を目的に休暇分散化を検討している、とは聞いたことがあったような。今日から平日を含め順次5~7連休に入る市の4校が、その連休の過ごし方を調べる実証実験に協力するのだという。

行楽地は空いているかも知れないが、果たして親の休みが取れるのか、家族内の調整は、経済的な問題は…。課題も多いことだろう。そして、今夏実施のアンケートでは68パーセントの人が「メリットは特にない」との回答だったとある。

豊な「文化」が身の回りにあふれる地に暮らす子どもたち。
お金をかけるばかりではない。親が仕事でいなくても、地域で、近場で、子供達がより豊な満足感で過ごせるための受け皿がたくさんあったらオモシロイだろううなあ、などとふと思ったりもする。わかってもわからなくとも、地域の文化に触れる意味は大きそうだけれど。

今はよその子も一緒くたになって遊びに出たりし合うことは少ないのだろうか…。
家族単位が中心なのか。地域で育てあう、そんな試みは楽しいと思うが余裕は生まれてこないのかな。

           

いずれにしてよい天気だった。秋空の下、色づく銀杏もあれば金木犀の香があたりを包み始めてきた。
コメント (8)
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