京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 秋、いろいろ・・・

2010年10月15日 | 日々の暮らしの中で
隣の見ず知らずの人が欠伸をした。うつるのかな?と思ってると欠伸が出た。

電車を降りて、エスカレーターに向かいたいのだが、一人がもたついていて後続が追突気味になる。渋滞の最後の車はハザードランプを点灯するように、高速道路では注意を呼びかけているが、駅では誰もそんなお行儀よく並んで渋滞などはしていられないようだ。この渋滞発生の原因を作り出した男性を勢いよくかわして、エスカレーターを昇って行く。
男性はその上り口で止まってしまっている。おばはんがちらり! 続くおばはんも、「はよう… ???」と言葉を浴びせて昇って行く。
ぼんやりしてるとおっかないご時勢だこと。

ところで、なぜこんなに多くの人が歩いて昇らなくてはならないのだろうと思うことがある。折角自動で上まで運んでくれるのに。
歩く人のために、右側を開けるのが暗黙の了解になっているようだが、それさえも塞いで立つ人がいるために時々トラブルがあるようだ。

昔、学校と家までの道が動けばいいのにと思った記憶が甦る。後年、動く歩道も出現したではないか。私は多くの場合に自力を使わない。振り返ってみると、ずいぶん早くからものぐさの様相は呈していたことになる。

帰り道、空き地になった一画の金網に、風船かずらが目に入った。
蔓をたぐって、頂戴することにした。秋に採ったタネを春に播けばよいらしいから、播いてみようか。
ちょっとの外出でいろいろなことを見た、秋の一日…。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする