〈なんと美し平城京〉、まほろばの国を訪ねて。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/24/f1/07f29057d7ef8b5b0bc10ab0d1f73c6a.jpg)
714年に藤原不比等によって中金堂が建てられ、726年に聖武天皇が東金堂を建立し、734年光明皇后が西金堂を造立。これは、飛鳥寺と同じ三金堂形式と同一の伽藍配置、なのだとか。
藤原氏の氏寺、興福寺の中金堂が江戸時代に焼失して以後300年ぶりに創建当時の様式で再建された。10月7日に落慶法要を済ませ、一般に公開が始まっている。内陣に、きらびやかな本尊は釈迦如来像、法相宗の祖師を描いた法相柱もある。
この時代を描いた小説には何があっただろうか。思い浮かぶのは『穢土荘厳』(杉本苑子)くらいだが、少しだけ時代はずれそうだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/2d/5e94e7c49b0b5fc9125759e5a9b25fd0.jpg)
中金堂から五重塔を望む 阿修羅像がおはす国宝館
やはり逢いに行って来なければと、法華堂に不空羂索観音をたずねもした。どっしりと立派な観音像。少し仰々しいけど?好みだ。ここには心静まる特別な空間がある。
天平人もこんな真っ青な秋の空の下を往来していただろう。今日は立冬。何とも眩しい日差しのもと、人、人、人であふれる奈良公園界隈に遊んだ。
一人で静かに時間を過ごしたり、ゆっくりものを考えたり空想したりの時間は必要で、そんな時間が気持ちを満たしてくれるのだけれど、まあ、このエリアは人気のスポットでもあり、自分一人になることは求めにくい。
ただ、観音像の前で何を願うでもないまま、しばし時間を過ごした。そうした自分の内面に向き合う時間は作り出さなくてはならない、と思っている。
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714年に藤原不比等によって中金堂が建てられ、726年に聖武天皇が東金堂を建立し、734年光明皇后が西金堂を造立。これは、飛鳥寺と同じ三金堂形式と同一の伽藍配置、なのだとか。
藤原氏の氏寺、興福寺の中金堂が江戸時代に焼失して以後300年ぶりに創建当時の様式で再建された。10月7日に落慶法要を済ませ、一般に公開が始まっている。内陣に、きらびやかな本尊は釈迦如来像、法相宗の祖師を描いた法相柱もある。
この時代を描いた小説には何があっただろうか。思い浮かぶのは『穢土荘厳』(杉本苑子)くらいだが、少しだけ時代はずれそうだ。
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中金堂から五重塔を望む 阿修羅像がおはす国宝館
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やはり逢いに行って来なければと、法華堂に不空羂索観音をたずねもした。どっしりと立派な観音像。少し仰々しいけど?好みだ。ここには心静まる特別な空間がある。
天平人もこんな真っ青な秋の空の下を往来していただろう。今日は立冬。何とも眩しい日差しのもと、人、人、人であふれる奈良公園界隈に遊んだ。
一人で静かに時間を過ごしたり、ゆっくりものを考えたり空想したりの時間は必要で、そんな時間が気持ちを満たしてくれるのだけれど、まあ、このエリアは人気のスポットでもあり、自分一人になることは求めにくい。
ただ、観音像の前で何を願うでもないまま、しばし時間を過ごした。そうした自分の内面に向き合う時間は作り出さなくてはならない、と思っている。