京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

いい月夜

2020年10月01日 | 日々の暮らしの中で

明るい青空が広がった10月 月初め。
秋に貴重な色合いの実をつけるムラサキシキブ。
昼過ぎには小文を取りまとめ、明日への準備完了。魂を結びました。とは、ちとオーバーですが精一杯のことは尽くして、あくせくしていた思いは緩み寛げる余裕が嬉しい。

午後6時半過ぎ、東の山の端を離れて上った月が見事な輝きでした。今日は中秋の名月。すでにひんやりとした風が流れます。
時間とともに肌寒ささえ感じて、お月見に何とも言えない良い晩です。
月には大気がないので、輪郭がにじむということがないと読んだことがある。ぼんやりにじむのはこの視力のせい。眼鏡をかけてよりくっきりとしたお月さんを眺めた。


「眺む」。ぼんやり物思いにふけりつつ、ほんといい月夜。
あの人この人、見上げる月はただ一つ。
コメント (4)
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