京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

2か月、まだ着かない

2021年12月07日 | 日々の暮らしの中で
まだ着かない。
10月7日に、船便でオーストラリアに住む娘家族に向けて荷物を出したが、今日でちょうど2か月が経過。まだしばらくかかるのだろうか。早く届いてほしいものだ。


あちらとは時差が1時間。こちらでそろそろ夕飯にという7時になると電話が入って、カメラをオンにしたりしなかったりでの長話。
「ねえねえ、梅干し、入れてくれた?」と先ずジェシーだった。 
「Did you …?」英語できたのはタイラーだ。聞き取ってやらねば…。「うん!? スナックね!! 入れた、入れたよ」「砂糖がついた、かたいお煎餅は?」「ピーナッツ入りの…タイラーが好きで…昔からあるみたいな…」(想像がつく)
「あれはうちらで食べような。ダディは、食べるけど“食べてる”だけだから。うちらとおいしさの感じ方が違うからな」
「羊羹も入れたよ。うんうん、けんぴネ、入れたよ」うわあ~い!!と歓声が上がった。

        11月24日に、2週間ほどかかって彼らからは
Merry Christmas  Happy New Yearのカードが届いた。ルーカス作の、三角形の紙4枚でクリスマスツリー。小さな子供もいない今年は、孫たちからのカードだけれども「メリークリスマス」ってどうなん?と、やはりちょっと不思議な気分になる。

「朝ね、キンディ行きたくないなあって思って涙でそうになってん。でもがまんして、泣かなかったけどな」
素直な気持ちを話してくれるルーカス。何を読み取ればいいのか。涙を我慢したけど、行けたんだ。この言葉、心に、何を書き込んでやればいいのかな…。
月曜と金曜日の週2回。言葉の壁につまらなさでもあるのだろうかと思いながら、その中で楽しさを見つけたら、通う喜びが得られるのだろう。なあんて思っている。体験が広がれば言葉も豊かになるし、思考も深まるものだ。気長に待とう。
コメント (4)
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