京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

花を買う

2022年06月15日 | 日々の暮らしの中で
顔中笑顔のおちびちゃんが、まっすぐ私に向かって歩み寄ってくる。歩けるようになって、それがたまらなく嬉しいといった感じの年ごろだった。
顔見知りなんかじゃない。なんやのなんやの? かわいい。
待ち受けていると、すぐ前まで来て止った。「こんにちは」 
おちびちゃん、にこーっとして、行ってしまった。

ついこの間のこと。こうして一目散に駆け寄る孫の姿が重なって、会いたいなあってちょっぴり思ったのだった。
 
  今朝早く、彼が描いたという絵を写真に撮って娘が送ってきた。寒くなって、学校から帰宅後は絵を描いたりする時間も増えたみたいなこの頃。
「何の絵だか当ててみて」と言われても、パンダじゃなかったし思い浮かばなかった。牛だった。


もう忘れるほど以前になるのに、この紫陽花の時季に亡き母と水元公園(東京都葛飾区)を訪ねたことが思い出された。家からは距離もあるのに、どうしてだったか。確か柴又帝釈天にもお参りしたと思う。花が人を思い出させるのか…。母親と過ごす時間は短いなあ。

帰り道、通り筋の花屋さんに寄って安い花を買う。



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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ひ孫4号ちゃん Reiさん (kei)
2022-06-16 16:38:52
確かにですよね。
娘は当てたそうです。
家の構造も違うせいか冬は寒そうです。
とにかく寒いのが苦手で、もこもこのソックスを喜んでくれています。
季節が反対なので、今冬物を買って送るわけにもいかないというのが不便です。

孫4号さん、ひ孫4号さん(笑)
おにぎやかですね。
Reiさん、確かプレゼントに絵本を送られましたよね。
1歳、公道も活発になって目が離せませんが、
大事に育てられご成長が楽しみです。

隣から手を伸ばしてきたり、足でつんつんされたりも、
ちっとも嫌ではありませんよね。
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ボ~っと ゆりさん (kei)
2022-06-16 16:08:54
こんにちは。

長明の人間像がよく描かれていましたね。
隠者としての道に入りながら仏の道に進めない。
今一度原文を読み返し、最期の自問自答の部分の、
仏の教えにそって思いを内に深く向かわせる箇所は
率直さが胸に響きますし、救いを感じます。
終章の本文「生死輪廻する三界は…」あたり以降?

私もどちらかと言えば性格は父に似ているようです。
もう少し母のボンヤリ感が入ってくれていてもよかったかなって思うのです(笑)
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季節季節の思い出 (Rei)
2022-06-16 09:20:53
「何の絵だか当ててみて」>
確かに白と黒の模様はホルスタイン柄ですね。
紫陽花ほど季節を感じる花は珍しいです。
お母上様につながる思い出なのですね。
そうでした。南半球の季節は日本と逆でした。

先日孫4号夫婦が1歳の赤ちゃん連れて
3人で東京からきました。
赤ちゃんは初対面です。ひ孫4号です。
乗り物などで隣合わせになると
よその赤ちゃんなのにじっ~と見てしまいます
赤ちゃんとは言え、失礼は話です。
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方丈の孤月アップしました (ゆり)
2022-06-16 08:53:59
おはようございます。

読み終わってしばらくボ~っとしてましたよ(*^^*)いい本でした。
一度読んだだけなので、二度目三度目と感想が変わるかもですが・・・有難うございました。

「東京だよ おっかさん」の歌。東京育ちの母を想いだします。
私は父っ子で母より父のほうに似た気もするのですが・・・

お孫ちゃん・・・今は手紙でなく交流できいい時代ですね。
でも、「生身の身体」抱きしめたいですよね♡
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