京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

エビはエビでも

2020年07月11日 | 日々の暮らしの中で
雨に閉じ込められて家の中にいると、夕やみ迫ればあたりの暗さでわかるものの、朝も昼も薄暗い日など時間が動いていることなどについボンヤリになってしまう。今日もひどい雨に見舞われたが、午後から歩きに出られるだけ回復してきた。


先日5日にカブトエビを見た田んぼに行ってみようと思ったが、利用している公園の駐車場は予想した通り使用禁止で門が閉められていた。この浅く、やさしい川の流れは氾濫してしまったのだ。流木が見え、駐車場には溢れた水が浸かっていた。路上駐車をして、田んぼ探しはできない。どこだったか…、車で探したが見つけることができなかった。場所のイメージはちゃんとあるので、同じようにコースをとって歩けばわかるだろうと思う。ただ、家から歩くとなると、ちょっと遠いんだなあ…。

先日の写真と、2009年に撮った写真とを孫のところへ送信。プリントアウトしてもらった写真を学校へ持っていったところ、多くの子たちが知っていたという。先生も。ホンモノが見たい、というわけで母親と弟と、近所の友達とで、今日はカブトエビ探しに出かけたと言ってきた。
収穫はー。 



「エビ、エビ」とTylerの声が聞こえてくるが、「カブトエビ」ではなかった。彼は田んぼをのぞいたことはなかったのではないか。ホンモノを見せてやりたいものだ。

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6 コメント

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Tyler君 (Rei)
2020-07-12 11:44:54
新しい関心事が増えて
好奇心の対象も増えて素晴らしいと思います。
幼い子供は川の傍を通っても川の中に
何がいるかまでは思わないかもしれません。
これを機に川や池の「住人」のこと考える
かもしれませんね。
こうして多くの事物に触れることになり成長されることでしょう。

日本列島は「水害列島」、この惨状は我が身に置き換えると恐ろしいです。
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好奇心、Reiさん (kei)
2020-07-12 16:54:30
ありがとうございます。
住宅街ですが、ちょっと意識すれば、どこそこに田んぼがある、と母子で気づくようです。
一つ一つの機会を上手にとらえて、刺激を与えてみる楽しさってありますね。
おっしゃってくださったように、単なる田んぼや川だったものが、知らなかった
「住人」の世界を知ることで、好奇心が広がるといいなあと思います。
ひたすら体育会系の子、幅が広がりますように…。

日本の地形は8割は山岳地帯でしたか、その昔学校で習いました。
気候の変動が言われる現在、「人災」なんてことがないような住まい方も求められますね。


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カブトエビ (ryo)
2020-07-13 15:17:13
カブトエビ?
見たことがありません。
好奇心旺盛なこどもの声が
聴こえてきそうです。

福岡、酷い雨でした。
もう、たくさんですが今日も降って
います。
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ほんものの見応えを (あさがお)
2020-07-13 21:17:03
見事なリニューアル!
品のあるテンプレートを探されたのですね。季節にあった、和と洋。歴史と重なる現代と。
雨の影響で、再びのカブトエビ遭遇とはならなかったのですね。
タイラー君の叫び声。初めて体験するホンモノとの出会い。この感動をたくさん体験させてあげたいですね。

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豪雨、ryoさん (kei)
2020-07-13 21:26:43
「生きた化石」だそうですよ~。
子供たちの賑やかな声、様子が浮かびます。
ちょっとした話題提供になり、本人は田圃へと興味を抱いたようです。

こちらは静かな雨でしたが、一日降り続きました。
吸収各地で大きな被害が出て、お見舞い申し上げます。
今夜からまた激しい雨が予想されているようで心配ですね。
ほんとうにもう沢山です。
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何とかホンモノを、あさがおさん (kei)
2020-07-13 21:41:44
これまでのものは大いに気に入ってましたので迷いましたが、これもまた「いいな!」とピピッときました。

大きな叫び声(笑)、田んぼも賑やかなことだったでしょうね。
釣りに連れて行ってもらったり、田んぼで目を凝らして生きた化石探し、
ボールを蹴り上げるばかりでなく、こうした体験をたくさんさせてやりたいものです。

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