京の辻から   - 心ころころ好日

名残りを惜しみ、余韻をとどめつつ…

 「雨やめたまえ」

2014年08月24日 | 日々の暮らしの中で

雨による大きな災害が相次いでしまっている。

困ったときにはおまじない。子供の頃に口にした、様々な呪文のようなことばがあったかもしれない。ゲームをしていて、「神さま仏さま…」と力を貸してもらいたくて何やらつぶやくなどということは我が子にも見られたことだった。

こんな和歌があったのを思い出す。
 
   時により過ぐれば民のなげきなり八大竜王雨やめたまえ   (源実朝)

鬼神の心に訴えかけてでも…「雨やめたまえ」。
「八大竜王雨やめたまえ、八大竜王雨やめたまえ、八大竜王あめやめたまえ……」
せめて祈りを込めてひたすら言葉を繰り返そうか。これならできそうです。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
「雨やめたまえ」 (ryo)
2014-08-25 16:06:55
こんにちは!
本当に、神様がお怒りになられて、この雨を
降らせておられるのかも知れません。
誰ものぞまない戦争、核実験、そして常軌を逸した
人間たちの事件や、麻薬や、もうこの世は
神様が望まれないことばかりがいっぱいです。
大雨で流してしまいたいのかも~。
なんとかしたいですが…。
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神頼み、ryoさん (kei)
2014-08-25 21:00:50
頼朝の狩りのための照乞いになりそうですが、二日続きの雨がやんだようです。
人間の生活全般が関わっての、複雑な地球環境問題ですね。
この異常気象も何かのツケが回って来ているのでしょうか。

京都では空き家が増えて問題になっていますが、扇状地を山際まで宅地化していく地域の行政に
問題はないのでしょうか。ふっと疑問がわいたり…。
これ以上の悲劇が起こらないようにと思うばかりです。

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容赦ない雨が (崇徳院)
2014-08-25 21:28:44
まさしく「時により過ぐれば民のなげきなり・・・」
雨によらずお天気続きによらず、何事も過ぎると災いをもたらすものですね。
災害復旧ままならない被災地の方には、いつまでもやまない雨、本当のお気の毒です。
一日も早く、被災地に笑顔がもどることを願わずにはいられません。
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復旧もままならず…、崇徳院さん (kei)
2014-08-25 22:36:47
雨乞いの方が圧倒的に多いようですが、カンカン照り続きも何かと厳しい…。
過ぎたるは何事も悪影響が出そうですね。

未だ行方の分からない方々がご家族や知人の元に帰れる日が早いといいですのに…。
あれだけの規模での災害、復旧も大変ですよね。
秋の長雨の時期も近いですのに先の見えない毎日、お気の毒です。
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