たまあに、ときどき出あう友人とは、良い距離が保てている。興味の根っこに似通ったものがあるせいか、声をかければ互いに都合して時間のやりくりをする。会えば言葉に心動かされ刺激を受けるし、それが自身の充電のきっかけとなる。
べったり馴染む仲良しではないからこそ生まれる、良質なひとときがあるのだと思う。
そんな友人の2人から、一つ歳を重ねた私を久しぶりに会って祝ってやろうという心遣いをいただいていた。このご時世…。だが当日の予約キャンセルもしづらく、予定通り会おうということになった。
〈人は儚い。人の世は無常だ。人の明日ほど危ういものはない。命も、日々の暮らしも、人のつながりも、定まったものなどなにひとつないのだ〉。だから「小さな晴れをつなぎ合わせて生きる糧にする」。 (あさのあつこの「弥勒」シリーズより)。
「ほんわかと年なんて忘れて生きよう」が私たちの合言葉になってきた。
楽しんでいたら、顔に藁が降ってきた。ぼんやりしてられない。
らくだ
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