Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラダック 曼陀羅三昧 1

2007-09-05 02:10:11 | チベット文化圏
2007年8月21日から9月1日 ラダックの旅。

8月21日

JALの直行便でデリーへ。
 鳥照焼きと 
 うなぎがちょっぴりのひつまぶし。食べられなくはない。

途中、スッチーのおばちゃんが入国書類の書き方を聞いてきてびっくり。こっちが聞くほうじゃないの?そんなにインドばかり行ってませんって。

一泊目のホテルはハイアット・リージェンシー。冷房がガンガンに効いて寒いのでエアコンを切ったら、湿度で天井に結露して水滴が落ちてきた。上の階では夜中まで内装工事をしてうるさいし、これで4つ星か。

8月22日

午前中、部屋でどうしても終わらなかった仕事を片付ける。このためにラダックへ行くというのにPCを担いできた。みじめ。インターネット接続は24時間で900ルピーと高い。ハイアット、いいとこなし。

お昼にチェックアウトをして、今度はツアー指定のタージ・パレスへ。ツアーご一行様より一足早く入ったので、添乗員に間違われてえらく愛想がいい。部屋にコーヒーまで持ってきてくれて、得をしてしまった。

昼食はS社の駐在員Mちゃんとコンノート・プレイスの「バナナ・リーフ」で南インド・ターリ。
 辛すぎず、爽やかなお味。これに飲み物をつけて100ルピー(300円)は安い。
 店内はデリーの会社員風の人たちでにぎわっている。

「バナナ・リーフ」の2,3軒隣にはスタバ風のカフェもある。
 ここも地元の学生たちでおおにぎわい。
思いっきり氷の入ったジンジャー・アイスティー、おいしゅうございました。

食事の後は映画でも、と思い映画館を教えてもらったが時間が合わず断念。
インドの女子ホッケーチームが活躍するらしい「Chak! de India」と、アメリカ人女優がインド映画に出るというアメリカ映画「Marygold」がおもしろそうだった。日本でも公開してくれないかな。
ちなみに最近のデリーの映画館はインターネット予約が可能で、人気の映画は当日行っても入れないらしい。日本よりすすんでいるかも。

コンノート・プレイスからすぐのステート・エンポリアムで各州ごとのお店を一軒一軒のぞいていたら2時間以上すぐに経ってしまった。
今回の掘り出し物  60ルピー

エア・インディアで到着するツアーご一行様をお出迎えにMちゃんと空港へ行き、壁画オタッキー仲間と合流。
ホテルにもどって食べたファラフェル・ピタサンドがおいしかった。

8月23日

朝5時40分発のレー行きに乗るため、モーニング・コールはなんと2時半。せっかくタージ・パレスに泊まったのにもったいない。

定時出発のジェット・エアウェイズは半分も席が埋まっていない。夏は取り合いだったレー行きのチケットも、3社目の参入で余裕ができたらしい。来年はさらにキング・フィッシャーも参入すると言うし、ラダックの観光は大盛況の様子。

きれいな山並みを眺めながら1時間ちょっとでレーに到着。7時前だが既に気温が20度以上あって思いのほか暑い。
お泊りはおなじみガルダン・コンチネンタル。
 薄暗い部屋はいつも通り、中庭の気持ち良さも変わらない。
 屋上から見える王宮は修復がだいぶすすんでいるようだ。

昼食までは自由行動だが高山病対策で寝てはいけないと言う。ほとんど寝ていない身にこれはつらい。眠気覚ましに町をちょっと歩いてみるが、足元がふわふわする。昨年のカイラス、ザンスカールで獲得した高度順応も一年経っては元の木阿弥。

午後の日差しも弱まった頃、ようやく観光に出発。今回のツアーのタイトルは「リンチェンサンポの道」。グゲ王国からインドに派遣された大翻訳官、リンチェンサンポゆかりの寺をたずねるという、チベット仏教好きにしか通じないオタクな旅。
と言うわけで最初はニャルマ僧院跡。
 10世紀、リンチェンサンポによって創建された大きな寺院だったそうだが、今は壁しか残っていない。
 この穴の場所には昔仏像が並び、壁はびっしり曼陀羅で覆われていただろうと想像すると楽しいが、こんなものを見て喜ぶのは我々ぐらいだろう。
 入り口の近くに一つだけ内部に壁画のあるチョルテンがある。
 がこれは15世紀かもっと後のもの。顔がほとんどえぐられてしまっているのも悲しい。

壁画めぐりは明日から始まる。

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コメント
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