ソマティーラムに滞在中の一日、車をチャーターして観光に出かけた。
トリヴァンダラムを出て南に向かうとすぐにタミルナードゥ州に入るが、州境にケララ様式の木造王宮、パドマナーバプラム・パレスがある。
18世紀に作られたというトラヴァンコール王国の王宮はチーク材の2階建てで、敷地は広いがいくつもの建物が渡り廊下で繋がった形なので威圧感はない。
中に入ると木の格子窓が作る影が美しく、風通しのよさがいかにも南国に相応しい。
天井も見事だが、日本から行くとなんだか懐かしいような風情。
ただし敷地の真ん中にある礼拝所は石造りで、ここはやはりインド。
派手さはないが日本人にはなじみやすい、素敵な王宮だ。
さらに南に下り、スチンドラム寺院。
ここはまったく知らなかったが、かなり大きなお寺で参拝者も大勢来ていた。異教徒も入れるが中は撮影禁止。叩くと音の響く柱(ハンピみたい)があったり、夜には灯明のともる柱がずらりと並んだ回廊があったり、結構見所があったと思うが、お寺のガイドに早足で紹介されて記憶があやふやだ。
お寺を出るとすぐにカーニャクマリ。岬に行く前にまずは腹ごしらえ。
このターリは品数の多い豪華版だ。
カーニャクマリではボートに乗って沖合い500メートルのヴィヴェカナンダ・ロックヘ。
アラビア海、インド洋とベンガル湾が一つに交わる海に浮かぶ岩には19世紀の宗教家ヴィヴェカナンダの立派な記念堂が建ち、
隣の小さな岩にはティルヴァルヴァーという聖人の像が建っている。
ここはインド人にも大人気の観光地で、ちょうど日曜だったこともあって大変な人出。記念堂の周りに行列ができているのがわかるだろうか。これはフェリーに乗るための行列。この行列に加わるために岩まで行ったような感じで、3つの海が交わっているという感慨も特に湧かず(所詮人間が勝手に名前をつけた海なのだから当然)。日の入りでも見ればまた印象が変わったかもしれないが、夕方はさらにすごい人出になるということなのでさっさと撤収する。
途中の町ではお茶ストップ。
なにやらなまはげのようなお祭りの行列にも出くわした。
一日でも盛りだくさんのドライブだった。
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トリヴァンダラムを出て南に向かうとすぐにタミルナードゥ州に入るが、州境にケララ様式の木造王宮、パドマナーバプラム・パレスがある。
18世紀に作られたというトラヴァンコール王国の王宮はチーク材の2階建てで、敷地は広いがいくつもの建物が渡り廊下で繋がった形なので威圧感はない。
中に入ると木の格子窓が作る影が美しく、風通しのよさがいかにも南国に相応しい。
天井も見事だが、日本から行くとなんだか懐かしいような風情。
ただし敷地の真ん中にある礼拝所は石造りで、ここはやはりインド。
派手さはないが日本人にはなじみやすい、素敵な王宮だ。
さらに南に下り、スチンドラム寺院。
ここはまったく知らなかったが、かなり大きなお寺で参拝者も大勢来ていた。異教徒も入れるが中は撮影禁止。叩くと音の響く柱(ハンピみたい)があったり、夜には灯明のともる柱がずらりと並んだ回廊があったり、結構見所があったと思うが、お寺のガイドに早足で紹介されて記憶があやふやだ。
お寺を出るとすぐにカーニャクマリ。岬に行く前にまずは腹ごしらえ。
このターリは品数の多い豪華版だ。
カーニャクマリではボートに乗って沖合い500メートルのヴィヴェカナンダ・ロックヘ。
アラビア海、インド洋とベンガル湾が一つに交わる海に浮かぶ岩には19世紀の宗教家ヴィヴェカナンダの立派な記念堂が建ち、
隣の小さな岩にはティルヴァルヴァーという聖人の像が建っている。
ここはインド人にも大人気の観光地で、ちょうど日曜だったこともあって大変な人出。記念堂の周りに行列ができているのがわかるだろうか。これはフェリーに乗るための行列。この行列に加わるために岩まで行ったような感じで、3つの海が交わっているという感慨も特に湧かず(所詮人間が勝手に名前をつけた海なのだから当然)。日の入りでも見ればまた印象が変わったかもしれないが、夕方はさらにすごい人出になるということなのでさっさと撤収する。
途中の町ではお茶ストップ。
なにやらなまはげのようなお祭りの行列にも出くわした。
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