Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ラダック 曼陀羅三昧 6

2007-09-13 01:00:46 | チベット文化圏
8月26日 続き

朝食の後、インダス川の南側の道を通ってマンギュ僧院を目指す。
旅行社にもらった日程表には「リンチェンサンポ創建。グゲ様式の曼陀羅が残り、ラダックの仏教芸術を今に伝える名刹の一つ」とあるので大いに期待するが、添乗員のいわく「まだだれも行った事ないんですよね~。」あれ?

舗装されていない川沿いの道を四駆で行く。アルチからは車で2時間、それから10分ほどの歩きというのでそのつもりでいたら1時間もしないで車が止まる。「ここから歩きです。」あれ?
  
山の上の村の中に目指す僧院はある。
門前ではぼーっとしているじいさんあり、杏の種だしをしているおじさんあり。
  
 下の畑ではヤクを使って脱穀をしている。のんびりした、いい感じの村だ。

 鍵番を探すのにしばし待たされる。
 
ドア・フレームの彫刻も古そうだ。 

そしていよいよ中に入ると、これがすごい!
 正面にご本尊
 まわりは青を基調にしたこれぞカシミール様式の曼陀羅ですばらしい!
 この青はラピスラズリだろうか。
 暗くてフラッシュなしでは細部の写真がきれいに撮れないのが悔しい。
 
 一番お気に入りの飛天。
根性で撮りました。

そして極めつけ。

もうたまりません。

  
本堂の脇の小さなお堂には巨大な菩薩像、その衣に細かい絵が描かれているのもアルチと同じだ。

本堂のあまりの素晴らしさにラマジーに「いいかげんにしなさい」と言われるまで写真を撮りまくり、鍵番に帰られてしまって小さなお堂の一つを見そびれてしまった。高木辛哉氏のラダック・ガイドによるとここもすばらしそうだし、マンギュはぜひまた訪れねばなるまい。

S社の惹句に嘘はなかった。マンギュは素晴らしい!!

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コメント
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