Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

ケララでアーユルベーダ 2

2007-09-26 01:29:01 | インド
 ソマティーラムでのアーユルベーダ・トリートメントは診察室でドクターの診察と問診に答えることから始まる。
 

まずはA4用紙で4枚ほどの質問票の記入。現在の体調、既往症から食べ物の趣味、眠りの状態、セックスの回数まで!あとは脈を見て、触診。
「で、何日滞在するの?」
5日、と答えたら鼻で笑われてしまった。
アーユルベーダの効果を得るには本当は2週間は続けないとだめなのだそうだ。

でもまあ、一般的ストレス解消ということでプログラムを組んでもらい、体調維持に関するアドバイス。
 体質的に避けたほうがいいもの、食べるとよいものなどが手書きでびっちり。
自分の体質はピッタ・ヴァータで、生のりんごやキャベツ、そばはよろしくなく、生のトマト、たまねぎ、なすもあまりおなかに良くないらしい。

マッサージなどのトリートメントは時間予約制。前日に受付で予約をし、決められた時間に行くと係りの人が迎えに来てくれる。
 マッサージ部屋は受付からはかなり離れたところにあり、すべて個室。男性には男性、女性には女性の担当が付く。
 中はがらんとしているが、意外に風が通って裸でいるとちょうどいい。

中に入って服を脱ぐととまずは木の椅子に座らされる。担当者は二人いて、はじめにお香を焚いてちょっとしたお祈り。つま先に軽く触れてから頭のてっぺんにオイルをたらしてマッサージ開始。左右から二人同時にマッサージをしてくれる。主に頭、肩から背中、腕など上半身のマッサージ。

これが一通り終わると今度は床のマットに横になる。すると1人の担当者が天井から下がったロープにつかまって体重を調整しながら足で全身をマッサージ。足の裏全体、踵などでもんでくれるのだが、足の裏のザラザラ感がちょうどいい刺激で、これが実に気持ちいい。

さらにマッサージ台に移動。横になってまた二人から左右同時のオイルマッサージで全身もみほぐされる。

最後は日替わりでフェイス・マッサージ、シロダーラ、またはスチーム・バス。
 まるで電気椅子のようなこれはスチーム・バス。白いスツールに座ると前の扉が閉められて、頭だけ出した状態で下からのハーブを蒸した蒸気で箱蒸しになる。
 こちらはシロダーラ。ぶら下がったつぼから暖かいオイルが額にたらされる、あれです。

しかしフェイス・マッサージ、シロダーラについては実はあまり記憶がない。というのもこれが始まるとほとんど同時に意識がなくなっていたようなのだ。気がつくと終わっている。あまりの気持ちよさに得したような、損したような。

 
全部で大体2時間半。終わったらガウンを着せられてまた受付へ。敷地内で採れるココナッツを飲みながら翌日の予約をして終了。

思い出すだけでも気持ちが良くてアルファ波が出そうだ。

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コメント (3)
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