Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バスクでくいだおれ 4

2008-03-18 20:58:34 | ヨーロッパ
8月22日

バイヨンヌを離れる日の朝、町をゆっくり散歩する。
 
町の一番高い所にそびえるゴシック様式のサント・マリー聖堂を見学してからニーヴ川沿いのマルシェへ。
 こじんまりときれいだが、あまり活気はない。
ここでお惣菜を買い込んで列車に乗り込み、国境の町エンダイユ、イルンを経由してスペイン側バスクのサンセバスチャンへ。TGVを使えば1時間ほどで着いてしまう。
 到着したサンセバスチャンは結構大きな駅。国境を越えた辺りから家や工場が多くなって、フランス側ののんびりした田園風景とは雰囲気が違う。「バスク=田舎」という思い込みが崩れ去る。

ホテルに荷物を置いて早速街の探索へ。
高い所の好きな友人と私、真っ先にケーブルカーに乗って町を見下ろすイゲルド山の山頂を目指す。
 
天気に恵まれたこの日、展望台からの眺めは最高。

ちょっと子供だましな遊園地のある展望台でしばらく過ごし、下りは徒歩にしたら思ったより距離があってヘロヘロ。
 たどり着いたビーチはこのにぎわい。

夕方、ホテルで日本人ガイドさんと合流。今夜はサンセバスチャン名物、バル巡りに連れて行ってもらうのだ。
 旧市街の脇を流れる川沿いにはこれからバルに繰り出そうという人が一杯。
  
橋の欄干の町の紋章がかわいい。

旧市街に入ると狭い道の両脇にバルが軒を連ねる。
 どの店も人で一杯。
この立ち飲みの人ごみを掻き分け、カウンターにたどり着いたらまずは飲み物の注文をする。後はカウンターの上の食べ物を勝手に食べて、支払いの時には自己申告するんだそうだ。やっぱり初日はガイドさんを頼んでよかった。慣れれば簡単だけれど、最初は何をどうすればいいのかとまどってしまう。それにしてもおおらかなシステムだ。
 上の店はキノコで有名なので、カウンターには様々なキノコがてんこ盛り。これはもちろん焼いてもらう。
 でもこの店でおいしかったのは左下の鱈子。たぶんワイン蒸しだったと思うけど、これはうまかった!

で2,3品つまんだら次の店へ。
 この店は天井からたくさんの生ハムがぶら下がっている。
 もちろんいただく。

こんな調子で初日に4,5軒。
サンセバスチャンのバル巡りは始まったばかり。


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コメント (4)
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