10月21日 続き
昼食後は薬売りのいる富山駅に戻って、反対側の北口へ。
しかし改装中の富山駅、駅構内をまっすぐに突っ切れなくて、やたらに長い地下道を歩かなければならない。
北口から15分ほど歩いて、富岩運河環水公園へ。
運河にかかる天門橋に上がってみると
正面には大きな富山市総合体育館が見え、左岸のスタバは2008年にストアデザイン賞で最優秀賞を受賞した「世界一美しいスターバックス」なんだそうな。
橋の両端にある展望台にはエレベーターで上れるので上がってみると
きれいに整備された公園の向こうに町の中心が見え
運河の先に見えるのは今年の8月にオープンしたばかりの美術館。
そこで橋を降りてその富山美術館、略称TADへ。
常設展の入場料は300円。
こちらの建物も木を多用して美しく
大きな窓の向こうには立山連峰が見えるはずだが、あいにくの曇り空で山はまったく見えない。
この美術館のコレクションは20世紀以降の近・現代美術。
ピカソやらマティス、ウォーホルなど数は少ないがいいものを展示していて
最近入手したらしいフジタもすばらしい。
しかしそれ以上に素敵なのは3階の展示室で
壁一面にデザイナーズ・チェアが並び、いくつかのレプリカには実際に座ることもできる。
目の前にはこれもこの美術館自慢のポスター・コレクションが見え
昨年オランダで見たリートフェルトも含まれるこの椅子のコレクションにはうっとり。
さらに美しい階段を上がって屋上に出ると、そこは「オノマトペの屋上」という屋上庭園。
いろいろな遊具がある中、子供たちにはこの「ウンチ」が特に人気で、ワークショップも盛んらしいこの美術館は本当に身近な感じですばらしい。
と、この屋上でまわりを眺めていると、雲の間に立山連峰のシルエットが見えてきた。
思っていたよりもずっと高い所に峰があって、これはやはり天気のいい日に見てみたい。
美術館の後はまたちょっと歩いて、富山駅北口前から出ているライトレール「ポートラム」に乗車。
これはJRの旧富山港線を路面電車化した第三セクターだそうで、車両が新しくてかっこいい。
南側の市電よりも結構スピードが出て、路線はほとんど住宅地の中を行く。
終点の岩瀬浜駅までは25分、運賃は一律200円。
駅から住宅の中を通って少し歩き、岩瀬浜海水浴場へ行ってみると
夕方の海はどんよりと灰色だが、広い砂浜の向こうにうっすらと黒部の山が見えた。
駅に引き返して、そのちょっと先にある「岩瀬カナル会館」へ。
ここまでは環水公園から運河を通る船で来ることもできるのだが、今回は時間が合わずに残念。
白エビ押しの売店を物色していると売り子のお姉さんが「話し始めると止まらなくて」と楽しい。
好奇心に負けて「白エビアイス」なる物を買ってみたが、エビの味はまったくしない普通のアイス最中だったのは予想通り。
「とやまの水」は水自慢の富山市水道局の水道水だが、くせがなくておいしい。
薄暗くなってきたので富山駅に戻りましょう、と次の便を待っていると
やってきたのは萌えキャラ車両。この子は岩瀬ゆうこちゃんだ。
富山駅からは「あいの風とやま鉄道」で23分、今夜の宿泊地、魚津へ。
この路線も旧北陸本線の第三セクターだが、こうした路線はなぜどこもこんなファンシーな名称を付けるのだろう。
お泊りは駅から見える「マンテンホテル」、朝食付き一泊7800円。
さて、わざわざ魚津に宿を取ったのは翌日黒部へ行く便も考えてだが、おいしい魚が食べられるかとの期待もあったから。
と言うわけで早速、ホテルの近くで評判の良さそうな「太助鮨」さんへ。
行ってみるとまだ7時前なのに小さな店内はもういっぱい。
カウンターに一席だけあったのはラッキー。
狸の湯のみでお茶をいただきつつ、地魚でおまかせ、とにぎりを頼むと
まずは肝付きのカワハギ、アジ、アオリイカに、アマダイの昆布じめ、ヒラマサ。
炙った黒ムツは塩でいただき、しめ鯖、バイ貝、キジエビ。
白エビ、紅ズワイ、イクラは軍艦でいただき、最後はこの季節には珍しいと言うマスで締め。
シャリがちょっと大きめでお腹いっぱい、これで4300円とは、やっぱりお安い。
特にアマダイと黒ムツがおいしかった~。
一挙にお客さんがはけて静かになった店内で、まだ若い大将とちょっとおしゃべり。
お寿司のためにここまで来るお客さんもいるというので、新幹線の開業で客も増えたでしょう、と聞くと、観光客は増えたが出張族は日帰りになってしまったのでトントンとのこと。なるほど。
それにしても富山の人がこんなに話好きで明るいとは、知らなかった。
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昼食後は薬売りのいる富山駅に戻って、反対側の北口へ。
しかし改装中の富山駅、駅構内をまっすぐに突っ切れなくて、やたらに長い地下道を歩かなければならない。
北口から15分ほど歩いて、富岩運河環水公園へ。
運河にかかる天門橋に上がってみると
正面には大きな富山市総合体育館が見え、左岸のスタバは2008年にストアデザイン賞で最優秀賞を受賞した「世界一美しいスターバックス」なんだそうな。
橋の両端にある展望台にはエレベーターで上れるので上がってみると
きれいに整備された公園の向こうに町の中心が見え
運河の先に見えるのは今年の8月にオープンしたばかりの美術館。
そこで橋を降りてその富山美術館、略称TADへ。
常設展の入場料は300円。
こちらの建物も木を多用して美しく
大きな窓の向こうには立山連峰が見えるはずだが、あいにくの曇り空で山はまったく見えない。
この美術館のコレクションは20世紀以降の近・現代美術。
ピカソやらマティス、ウォーホルなど数は少ないがいいものを展示していて
最近入手したらしいフジタもすばらしい。
しかしそれ以上に素敵なのは3階の展示室で
壁一面にデザイナーズ・チェアが並び、いくつかのレプリカには実際に座ることもできる。
目の前にはこれもこの美術館自慢のポスター・コレクションが見え
昨年オランダで見たリートフェルトも含まれるこの椅子のコレクションにはうっとり。
さらに美しい階段を上がって屋上に出ると、そこは「オノマトペの屋上」という屋上庭園。
いろいろな遊具がある中、子供たちにはこの「ウンチ」が特に人気で、ワークショップも盛んらしいこの美術館は本当に身近な感じですばらしい。
と、この屋上でまわりを眺めていると、雲の間に立山連峰のシルエットが見えてきた。
思っていたよりもずっと高い所に峰があって、これはやはり天気のいい日に見てみたい。
美術館の後はまたちょっと歩いて、富山駅北口前から出ているライトレール「ポートラム」に乗車。
これはJRの旧富山港線を路面電車化した第三セクターだそうで、車両が新しくてかっこいい。
南側の市電よりも結構スピードが出て、路線はほとんど住宅地の中を行く。
終点の岩瀬浜駅までは25分、運賃は一律200円。
駅から住宅の中を通って少し歩き、岩瀬浜海水浴場へ行ってみると
夕方の海はどんよりと灰色だが、広い砂浜の向こうにうっすらと黒部の山が見えた。
駅に引き返して、そのちょっと先にある「岩瀬カナル会館」へ。
ここまでは環水公園から運河を通る船で来ることもできるのだが、今回は時間が合わずに残念。
白エビ押しの売店を物色していると売り子のお姉さんが「話し始めると止まらなくて」と楽しい。
好奇心に負けて「白エビアイス」なる物を買ってみたが、エビの味はまったくしない普通のアイス最中だったのは予想通り。
「とやまの水」は水自慢の富山市水道局の水道水だが、くせがなくておいしい。
薄暗くなってきたので富山駅に戻りましょう、と次の便を待っていると
やってきたのは萌えキャラ車両。この子は岩瀬ゆうこちゃんだ。
富山駅からは「あいの風とやま鉄道」で23分、今夜の宿泊地、魚津へ。
この路線も旧北陸本線の第三セクターだが、こうした路線はなぜどこもこんなファンシーな名称を付けるのだろう。
お泊りは駅から見える「マンテンホテル」、朝食付き一泊7800円。
さて、わざわざ魚津に宿を取ったのは翌日黒部へ行く便も考えてだが、おいしい魚が食べられるかとの期待もあったから。
と言うわけで早速、ホテルの近くで評判の良さそうな「太助鮨」さんへ。
行ってみるとまだ7時前なのに小さな店内はもういっぱい。
カウンターに一席だけあったのはラッキー。
狸の湯のみでお茶をいただきつつ、地魚でおまかせ、とにぎりを頼むと
まずは肝付きのカワハギ、アジ、アオリイカに、アマダイの昆布じめ、ヒラマサ。
炙った黒ムツは塩でいただき、しめ鯖、バイ貝、キジエビ。
白エビ、紅ズワイ、イクラは軍艦でいただき、最後はこの季節には珍しいと言うマスで締め。
シャリがちょっと大きめでお腹いっぱい、これで4300円とは、やっぱりお安い。
特にアマダイと黒ムツがおいしかった~。
一挙にお客さんがはけて静かになった店内で、まだ若い大将とちょっとおしゃべり。
お寿司のためにここまで来るお客さんもいるというので、新幹線の開業で客も増えたでしょう、と聞くと、観光客は増えたが出張族は日帰りになってしまったのでトントンとのこと。なるほど。
それにしても富山の人がこんなに話好きで明るいとは、知らなかった。
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