10月22日 続き
ツアー終了後はすぐに宇奈月へ戻ることもできたけれど、せっかくなので駅の外へ。
駅から下の道に降りて右へ向かえば名剣、祖母谷の温泉へ行ける。
当初の予定では祖母谷温泉まで行こうと思っていたのだが、雨の中を片道50分歩いて、せわしなく帰ってくるのはいや。
手前の名剣温泉の方は今日は立ち寄り入浴を受け付けていないと言う。
そこで駅の真下、徒歩3分の所にある猿飛山荘の欅平温泉をいただくことに。
階段を黒部川の方へ降りて行くと、いかにも観光地の食事処と言った建物が現れる。
その玄関で入浴料700円を支払い、向かいにある掘立小屋のようなお風呂へ。
男湯ののれんの前を通り、狭い通路の奥に女湯ののれん。
中に入ってみるといきなり脱衣場と浴槽があって、その造りと言い、食堂と温泉が一緒になっている所と言い、台湾の温泉みたい。
しかし滔々とかけ流される温泉は白濁の中に消しゴムカスのような湯花も見え、硫黄が強く匂っていかにも温泉らしく、温度も42,3度の適温。
眼下の黒部川の水音が聞こえ、対岸は霧にけぶってこれはいい。
気持ち良くて小一時間も入っていたが、その間は誰も来なくてこのお湯を独り占め。
単純硫黄泉というこの温泉は祖母谷から引湯しているそうなので、源泉は見られなかったが同じお湯に入れたことにはなる。
誰も来ないのが不思議なほど場所もいい温泉だった。
一風呂浴びた後は猿飛山荘の食堂でお昼。
温泉卵ソバはいかにも観光地の食堂の味。こういう所でのんびりするのも雨の日には似合っている。
食事を終えたら山荘の下の河原展望台へ。
ここには足湯があるが、今日は空っぽ。
目の前に奥鐘橋と奥鐘山が見える。
さらに猿飛峡まで行こうと思ったが
思ったより距離があるし、途中いくつも暗いトンネルがある道は誰も歩いていないので、猿飛峡が見えた所で引き返してしまった。
駅に戻って黒部キティもいる土産物屋をひやかし
黒部第三発電所開発に関するパネルなど読む。
ここには吉村昭氏の「高熱隧道」の原稿も展示してある。
帰りのトロッコ電車は16時1分発。
もう暗くなるし、寒いので軟弱に窓のあるリラックス車両を選択。追加料金は530円。
窓の外を見ると往路よりも明らかに黒部川の水量が増え、青かった水も茶色く濁ってしまっている。
宇奈月駅に着く17時16分には辺りもすっかり暗くなった。
すぐに富山地方鉄道に乗り換えて、今夜も魚津駅に戻ってきた。
同じマンテンホテルに連泊したが、2泊目は1泊目とは別のサイトで予約したら同じ料金のレディース・プランになって
マッサージ機能付きクッションにスチーマーが部屋に設置され、シャンプーセットが付いてきた。
さて、今夜は台風が接近中。
魚津では雨は止んだが強い風が吹いている。
そこで夕食はホテルのほとんど斜め向かいにある家庭料理の店、「満更」に入ってみることに。
入ってみるとカウンターに小上がりの店内には台風接近中の週末のためかお客さんはなし。
座敷では猫が気持ちよさそうに寝ているので店の飼い猫かと思ったら、「1,2週間前からうちと隣のスナックに入りびたってるの」とおかみさん。この大らかさ、いいかも。
カウンターのガラスケースには魚が並んでいるが、今日は刺身よりも温かいものが食べたい、と所望。
すると「おでん食べる?」と女将さんが言うので「うん」と言うと
まずは味のしみこみまくった大根と豆腐が登場。
さらに「カニ食べる?」で
紅ズワイの甲羅焼き。身をカニみそとねぎで和え、卵を落としてある。これをかき混ぜて食べるとおいし~
ガラスケースの中にノドグロが見えたので小さいのを焼いてもらい
串刺しにされた赤くてかわいい小魚はこちらでは「沖の女郎」というそうだが、これは味噌田楽にしてあぶってもらう。頭からパリパリと香ばしい。
バイ貝はお刺身。
最後に汁物を頼むとガンコという魚を味噌汁にしてくれたが、肝も入ったこれがまたタラよりもしっかりした身で骨は多いがおいしい。
料理人のご主人ともカメラの話やら黒部の話やら楽しく弾んで、女将さんには「富山は石川よりずっと見るところが多いんだから。またいらっしゃい」とお誘いを受けて、今夜も大満足。
やっぱり魚津に宿を取ったのは正解。
デザートにはすぐ近くのコンビニで
深層水塩ソフト。
ほのかに塩味でおいしいけれど、今夜もまた食べすぎた。
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ツアー終了後はすぐに宇奈月へ戻ることもできたけれど、せっかくなので駅の外へ。
駅から下の道に降りて右へ向かえば名剣、祖母谷の温泉へ行ける。
当初の予定では祖母谷温泉まで行こうと思っていたのだが、雨の中を片道50分歩いて、せわしなく帰ってくるのはいや。
手前の名剣温泉の方は今日は立ち寄り入浴を受け付けていないと言う。
そこで駅の真下、徒歩3分の所にある猿飛山荘の欅平温泉をいただくことに。
階段を黒部川の方へ降りて行くと、いかにも観光地の食事処と言った建物が現れる。
その玄関で入浴料700円を支払い、向かいにある掘立小屋のようなお風呂へ。
男湯ののれんの前を通り、狭い通路の奥に女湯ののれん。
中に入ってみるといきなり脱衣場と浴槽があって、その造りと言い、食堂と温泉が一緒になっている所と言い、台湾の温泉みたい。
しかし滔々とかけ流される温泉は白濁の中に消しゴムカスのような湯花も見え、硫黄が強く匂っていかにも温泉らしく、温度も42,3度の適温。
眼下の黒部川の水音が聞こえ、対岸は霧にけぶってこれはいい。
気持ち良くて小一時間も入っていたが、その間は誰も来なくてこのお湯を独り占め。
単純硫黄泉というこの温泉は祖母谷から引湯しているそうなので、源泉は見られなかったが同じお湯に入れたことにはなる。
誰も来ないのが不思議なほど場所もいい温泉だった。
一風呂浴びた後は猿飛山荘の食堂でお昼。
温泉卵ソバはいかにも観光地の食堂の味。こういう所でのんびりするのも雨の日には似合っている。
食事を終えたら山荘の下の河原展望台へ。
ここには足湯があるが、今日は空っぽ。
目の前に奥鐘橋と奥鐘山が見える。
さらに猿飛峡まで行こうと思ったが
思ったより距離があるし、途中いくつも暗いトンネルがある道は誰も歩いていないので、猿飛峡が見えた所で引き返してしまった。
駅に戻って黒部キティもいる土産物屋をひやかし
黒部第三発電所開発に関するパネルなど読む。
ここには吉村昭氏の「高熱隧道」の原稿も展示してある。
帰りのトロッコ電車は16時1分発。
もう暗くなるし、寒いので軟弱に窓のあるリラックス車両を選択。追加料金は530円。
窓の外を見ると往路よりも明らかに黒部川の水量が増え、青かった水も茶色く濁ってしまっている。
宇奈月駅に着く17時16分には辺りもすっかり暗くなった。
すぐに富山地方鉄道に乗り換えて、今夜も魚津駅に戻ってきた。
同じマンテンホテルに連泊したが、2泊目は1泊目とは別のサイトで予約したら同じ料金のレディース・プランになって
マッサージ機能付きクッションにスチーマーが部屋に設置され、シャンプーセットが付いてきた。
さて、今夜は台風が接近中。
魚津では雨は止んだが強い風が吹いている。
そこで夕食はホテルのほとんど斜め向かいにある家庭料理の店、「満更」に入ってみることに。
入ってみるとカウンターに小上がりの店内には台風接近中の週末のためかお客さんはなし。
座敷では猫が気持ちよさそうに寝ているので店の飼い猫かと思ったら、「1,2週間前からうちと隣のスナックに入りびたってるの」とおかみさん。この大らかさ、いいかも。
カウンターのガラスケースには魚が並んでいるが、今日は刺身よりも温かいものが食べたい、と所望。
すると「おでん食べる?」と女将さんが言うので「うん」と言うと
まずは味のしみこみまくった大根と豆腐が登場。
さらに「カニ食べる?」で
紅ズワイの甲羅焼き。身をカニみそとねぎで和え、卵を落としてある。これをかき混ぜて食べるとおいし~
ガラスケースの中にノドグロが見えたので小さいのを焼いてもらい
串刺しにされた赤くてかわいい小魚はこちらでは「沖の女郎」というそうだが、これは味噌田楽にしてあぶってもらう。頭からパリパリと香ばしい。
バイ貝はお刺身。
最後に汁物を頼むとガンコという魚を味噌汁にしてくれたが、肝も入ったこれがまたタラよりもしっかりした身で骨は多いがおいしい。
料理人のご主人ともカメラの話やら黒部の話やら楽しく弾んで、女将さんには「富山は石川よりずっと見るところが多いんだから。またいらっしゃい」とお誘いを受けて、今夜も大満足。
やっぱり魚津に宿を取ったのは正解。
デザートにはすぐ近くのコンビニで
深層水塩ソフト。
ほのかに塩味でおいしいけれど、今夜もまた食べすぎた。
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