Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バルト縦断 5 ラトビア国立図書館

2017-11-21 11:55:05 | ヨーロッパ
8月30日 続き

一都市一塔がお約束の友人と自分、まずはホテルの窓からも見えた聖ペテロ教会へ。
  
ホテルに近い裏側から表に回ると13世紀に建てられたと言う教会は質実剛健な造り。内部もゴシック様式で厳しい。
121mある塔は17世紀に作られたが何度も倒壊していて、最後は第二次大戦時に壊れたものを1970年に再建したとのこと。

 
教会の中には塔の先端の風見鶏の、これは先代だろうか、が置かれていて、これがリガの町のシンボルらしく、マンホールの蓋にも雄鶏がいる。

 塔の72m部分には展望台があるのだが、ここにはエレベーターが設置されていて、そのためか入場料は9ユーロとお高い。中にはエレベーターガールがいて操作してくれるが、10分おきにしか動かないので、待つ間はモニターで教会の修復の様子を見る。

上に上がれば今日も最高のお天気。

南側で目立つのは巨大な中央市場とその向こうのソビエト式建物。

西側にはダウガヴァ川が流れ

北側が旧市街、西には新市街が広がる。
こうして見るとリガの旧市街がとても小さいのがよくわかる。

リガの全体像がつかめたら、
 大きな市庁舎前広場を通り抜け
 
トラムも通る長いアクメンス橋を渡って川向うの気になる建物へ。

 
やって来たのはラトビア国立図書館。王冠をいただいた山のように見える建物は2014年にできたばかり。

中に入るとピカピカのロビー。
 
吹き抜けを見上げると、かっこいい~!
大きな荷物はロッカーに預け、受付に見学を申し込むとビジターカードをくれるので、それで自動ゲートを入る。

 
明るい館内は階段までスタイリッシュで
 
書架の向こうに旧市街が望める窓際にはソファもたくさんあるので

こんな景色を眺めながら美術書などめくってみる。優雅だ。

受付でもらった館内案内を見ると東アジアセクションがあるというので行ってみると
 
係りのお兄さんのテーブルには折り紙がいっぱい。
 
恐竜やらドラゴンやら、これらはすべてラトビア大学出身で日本語ペラペラのこのお兄さんが折ったと言うからすごい。

しかしまだあまり多くない蔵書を見ると中国関係が多くて、日本語の本はあまりない。
寄贈を募っているとのことなので、日本から送ってあげてはどうだろうか。
ちなみにラトビアでも人気があるのはマンガ、アニメとのこと。

 この図書館の各部署を解説するこんなおしゃれなカード・セットまでいただいて、ここは来てよかった。

 また橋を渡って旧市街に戻り
 
ホテルから徒歩5分のデパートへ。
ここには大きなスーパーが入っているので
 今夜は部屋でお寿司とサラダ。
エビとアボカド、クリームチーズのお寿司、シャリの酢加減も良く、ガリまでついておいしかった。


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コメント (2)
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