8月31日
リガのホテルも地下の食堂で朝食付き。
一通りの物は揃っているが、ヴィリニュスの手の掛かった品揃えに比べるといまいち。ただし塩漬けニシンはおいしい。
本日午前は改めてリガ旧市街の探索へ。
まずはホテルのすぐ近くにある聖ヨハネ教会。
赤レンガ造りの地味な教会だが、壁の上の方をよく見ると人の顔が見える。
13世紀の教会創建時、人身御供として修道士が二人壁の中に閉じ込められ、小さな十字架形の窓から水と食料を与えられたとの言い伝えがあるとか。こわ。
周辺にラトビア・ラジオ局などの大きな建物があるのはリガ大聖堂前の広場。
大聖堂の見学は後回しにしてさらに先に進むと、屋根の上に2匹の猫のいる通称「猫の家」。
お向かいのギルドへの入会を断られたこの家のオーナーが意趣返しに猫のお尻をギルドに向けたとか。
カルク通りは旧市街でも一番のお買いもの通りらしく
大きくて立派な建物がいっぱい。
この通りをまっすぐ東に向かうと、運河を渡った先に自由記念碑、その先は新市街。
運河沿いはきれいな公園になっていてとてもいい雰囲気。
ここからまた旧市街に戻ると城壁があるが、最近になって再建したものらしく趣はなし。
その内側には16世紀に建てられた長い兵舎があって、中にはレストランや土産物屋が入っている。
ここから旧市街の中心に向かって歩いて行くと昔ながらの小路や古い家が現れるが
町全体が昔ながらの雰囲気を保ったヴィリニュスに比べると第二次大戦で大きな被害を受けたリガは再建されたものが多く、市庁舎やその向かいに建つ有名なブラックヘッド会館などごく最近復元されたもので、セットの様なので写真も撮っていなかった。
そんな中、これは正真正銘古い、三兄弟と呼ばれる三軒。
向かって右が一番古くて15世紀、真ん中が17世紀、左が17世紀末の建築。
真ん中の扉から入ると中は無料の建築博物館になっていて、上階へは上がれないが家の中の様子が少し見え、
突っ切って裏庭に出ると向かい側にもかわいい家がある。
そうこうしているうちにお昼近くなったので、
先ほどはスキップしたリガ大聖堂へ。
さすがは大きな教会で、窓のステンドグラスも美しいが
ここは1884年に作られたパイプオルガンが有名で、6768本ものパイプは世界でも4番目の多さとか。ただし修復のための足場が組まれていて、その姿を定かに見ることはできない。
このオルガンのミニコンサートが毎日12時からあるということで、10ユーロの入場料を払って少し早めに中へ。
時間があるので教会に付属する修道院の回廊を覗いてみると
あ、ここにも雄鶏がいた。
コンサートは地元の女性演奏家がオルガンと言えば、のバッハの「G線上のアリア」と、ヴィドールの「オルガン交響曲 第5番 トッカータ」の2曲を演奏して20分。
教会一杯に広がるパイプオルガンの響きが体に染み渡るが、演奏家はバッハよりも現代的なヴィドールの方が得意だった様子。
大聖堂を出て歩いていると、ラトビアらしい衣類を売る店があったので中へ。
奥はちょっとした民族衣装の展示室になっていて
壁にはやはりこの国伝統の毛糸のミトンがずらり。細かい編み込み模様が見事だが、これらは展示用ミュージアム・ピース、売り物はこれほど細かい模様ではなかった。
さて、そろそろお昼、と適当に入ってしまったのはちょっと高級そうなレストラン。
しかし今夜はちゃんとディナーを、と予約を入れているので
申し訳ないがきのことサーモンのスープだけ注文。
それでも嫌な顔などしない所が素晴らしい。
食後はすぐ隣に装飾美術館があったのでちょっと覗いてみる。
斬新なビルの隣に見える、窓が少なくて壁の面積が多い建物が1207年に土台が築かれたと言う美術館。
中には陶器とか絨毯、家具などが並んでいるが、美術館というよりは現代作家の展示場と言った感じ。
これで旧市街は一回り、午後は新市街に足を伸ばす。
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リガのホテルも地下の食堂で朝食付き。
一通りの物は揃っているが、ヴィリニュスの手の掛かった品揃えに比べるといまいち。ただし塩漬けニシンはおいしい。
本日午前は改めてリガ旧市街の探索へ。
まずはホテルのすぐ近くにある聖ヨハネ教会。
赤レンガ造りの地味な教会だが、壁の上の方をよく見ると人の顔が見える。
13世紀の教会創建時、人身御供として修道士が二人壁の中に閉じ込められ、小さな十字架形の窓から水と食料を与えられたとの言い伝えがあるとか。こわ。
周辺にラトビア・ラジオ局などの大きな建物があるのはリガ大聖堂前の広場。
大聖堂の見学は後回しにしてさらに先に進むと、屋根の上に2匹の猫のいる通称「猫の家」。
お向かいのギルドへの入会を断られたこの家のオーナーが意趣返しに猫のお尻をギルドに向けたとか。
カルク通りは旧市街でも一番のお買いもの通りらしく
大きくて立派な建物がいっぱい。
この通りをまっすぐ東に向かうと、運河を渡った先に自由記念碑、その先は新市街。
運河沿いはきれいな公園になっていてとてもいい雰囲気。
ここからまた旧市街に戻ると城壁があるが、最近になって再建したものらしく趣はなし。
その内側には16世紀に建てられた長い兵舎があって、中にはレストランや土産物屋が入っている。
ここから旧市街の中心に向かって歩いて行くと昔ながらの小路や古い家が現れるが
町全体が昔ながらの雰囲気を保ったヴィリニュスに比べると第二次大戦で大きな被害を受けたリガは再建されたものが多く、市庁舎やその向かいに建つ有名なブラックヘッド会館などごく最近復元されたもので、セットの様なので写真も撮っていなかった。
そんな中、これは正真正銘古い、三兄弟と呼ばれる三軒。
向かって右が一番古くて15世紀、真ん中が17世紀、左が17世紀末の建築。
真ん中の扉から入ると中は無料の建築博物館になっていて、上階へは上がれないが家の中の様子が少し見え、
突っ切って裏庭に出ると向かい側にもかわいい家がある。
そうこうしているうちにお昼近くなったので、
先ほどはスキップしたリガ大聖堂へ。
さすがは大きな教会で、窓のステンドグラスも美しいが
ここは1884年に作られたパイプオルガンが有名で、6768本ものパイプは世界でも4番目の多さとか。ただし修復のための足場が組まれていて、その姿を定かに見ることはできない。
このオルガンのミニコンサートが毎日12時からあるということで、10ユーロの入場料を払って少し早めに中へ。
時間があるので教会に付属する修道院の回廊を覗いてみると
あ、ここにも雄鶏がいた。
コンサートは地元の女性演奏家がオルガンと言えば、のバッハの「G線上のアリア」と、ヴィドールの「オルガン交響曲 第5番 トッカータ」の2曲を演奏して20分。
教会一杯に広がるパイプオルガンの響きが体に染み渡るが、演奏家はバッハよりも現代的なヴィドールの方が得意だった様子。
大聖堂を出て歩いていると、ラトビアらしい衣類を売る店があったので中へ。
奥はちょっとした民族衣装の展示室になっていて
壁にはやはりこの国伝統の毛糸のミトンがずらり。細かい編み込み模様が見事だが、これらは展示用ミュージアム・ピース、売り物はこれほど細かい模様ではなかった。
さて、そろそろお昼、と適当に入ってしまったのはちょっと高級そうなレストラン。
しかし今夜はちゃんとディナーを、と予約を入れているので
申し訳ないがきのことサーモンのスープだけ注文。
それでも嫌な顔などしない所が素晴らしい。
食後はすぐ隣に装飾美術館があったのでちょっと覗いてみる。
斬新なビルの隣に見える、窓が少なくて壁の面積が多い建物が1207年に土台が築かれたと言う美術館。
中には陶器とか絨毯、家具などが並んでいるが、美術館というよりは現代作家の展示場と言った感じ。
これで旧市街は一回り、午後は新市街に足を伸ばす。
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