Luntaの小さい旅、大きい旅

ちょっとそこからヒマラヤの奥地まで

バルト縦断 4 ヴィリニュス~リガ

2017-11-19 18:43:57 | ヨーロッパ
8月30日

朝食後、ホテルをチェックアウト。
路地を出た市庁舎前広場でタクシーを拾って、バスターミナルまでは10分。

運転手のおやじはメーターを使う気もなく、到着したら案の定、「10ユーロ」。
思わず笑ってしまって、「5ユーロでしょ」と言うとにやっと笑って「6ユーロ」。
これぐらいならかわいいものだ。

 
バスターミナルはスーパーも入った横に長い建物。目の前には今回は使わなかった鉄道駅もあるが、最初に到着した空港にそっくりな姿。

 
時刻表を見ると国内各地はもちろん、近隣のロシアや東欧圏を始め、パリやロンドンまで行く路線まであるようで
 待合室のまわりにはキオスクやら軽食屋やら、必要そうなものは一通りそろっている感じ。

 
バスの発着所に出て待っていると我々の乗るリガ行きの大きなバスが入って来た。
 乗り込んでみるときれいな車内に、座席もとても座り心地が良さそう。
しかし今回の我々の予約は後方の赤いカーテンの向こう。
 
こちらはプライベート・ラウンジ席で独立シートにフットレスト付き。ヘッドフォンも立派で、お水とスナック菓子もある。
普通席が18ユーロに対して10ユーロ高いが、これから4時間も乗るのでちょっと贅沢をしてみた。

定刻の8時半に出発したが、大きな車内に我々の他はあと二人だけ。
 バスターミナルを出て新市街の大きなショッピングセンターに一度寄ったが、ここから乗るお客さんもなく、あとはリガまでノンストップ。

 
テレビ塔を見ながら新市街を抜け、後は高速に乗ると
 
ずっとこんな景色の連続。
 時たま通る町をグーグル・マップで確認していなかったら、いつリトアニアとラトビアの国境を越えたかもわからないほど境界にはなにもない。

車内はもちろんフリーWiFi完備。映画や音楽プログラムも豊富で
 
市場で買ったお菓子など食べながら乗っていると飛行機のビジネスクラス並みに快適。
洗面所もきれいで何の問題もなし。

やがて今度はリガのテレビ塔が見え、ダウガヴァ川を渡ったらリガの新市街。
 
ヴィリニュスよりも景気は良さそうに見える。

予定通り4時間ちょうどでリガのバスターミナルに到着。
 
お向かいに見えるのはリガの中央市場だ。

ここからはスーツケースを引きずって旧市街へ。
 
ここでの宿は旧市街一の目抜き通りに面した Rixwell Centra Hotel。
 
また最上階の部屋をもらったが、今度の部屋は広くてうれしい。
 
こちらこそ周辺の屋根の向こうが見渡せて
 下を見ると隣近所の飲み屋のテーブルが出ているのが見える。
この飲み屋、翌朝早朝に店から出てくる若い子たちもいて、ラトビア人、どれだけ飲むんだと思うが、眠れないほどうるさいこともなかった。

 根菜チップスとお茶で一息入れたら、さあ、リガの街を見に行こう。


にほんブログ村 旅行ブログへ  ←人気ブログランキングへ一票、お願いします。 
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする