私が唯一毎月買っている雑誌。「チャンピオンRED」の2020年12月号。なぜこの雑誌を買っているかと言うと、昔懐かしい作品のリメイク版がたくさん連載されているからだ。オリジナルの作品を描いたのは、みな大御所ばかりで、鬼籍に入っている人も多いから、これらのリメイク作品は、ご本人が描かれている訳ではない。しかし、ものすごく懐かしい。
何しろ、エコエコアザラクの黒井ミサ、どろろに百鬼丸、サイボーグ009とその仲間たち、聖星矢の聖闘士たち。これらが一冊の中に登場してくるのだ。009と8マンの共演など、絶対にオリジナル作品ではお目にかかれないだろうものもある。
その他リメイク作品ではないが、なかなか読み応えがある作品が多く、毎月20日頃が待ち遠しい。またこの号から、鉄道漫画などで知られる松山せいじさんの「ギャル鉄」が連載開始となっている。私自身は別に鉄オタという訳ではないのだが、「ゆりてつ」などのファンなので、今後どう展開していくのか楽しみだ。
少しツッコミたいのが「ニンジャスレイヤー」。色々と変な忍者が出てくる。原作が外国の人のようだが、どんな忍者感を持っているんだと、小一時間問いつめたい。
子供向けはちょっとレベルがという人、成人向けはエロ過ぎるという人にはお薦めかな。
☆☆☆☆☆
※初出は、「風竜胆の書評」です。