マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

C56160回送inつくば万博(EF65、EF80)

2007-07-05 21:45:26 | 国鉄・JR機関車(直流型)
万博関係の切符は昨日の分でネタ切れとなりましたので、今晩は「SL奥久慈号」に使用するためのC56回送シーンをご覧いただきたいと思います。
長躯、京都の梅小路からやってきたイベントの達人が、目的地にもう一歩というところを捉えました。



昭和60年4月14日 武蔵野線 南越谷駅にて EF65542牽引のC56回送列車

まずは、EF65542の牽引するC56の回送列車です。ちなみに、機材や監視者を輸送するためか、緩急車を2両連結しています。
何度も言ってしまいますが、当時は国鉄職員でしたので、自局管内の臨時列車等の運用は毎月・毎日でも目を通しておりました。そしてキャッチしたのがこの回送列車の運用でした。
通常、このような特殊な回送列車は夜間に運行されることが多いのですが、このときに限っては日中堂々と運転されました。写真では見づらいかもしれませんが、ホームの端にはこの回送列車の写真を撮ろうとしている人だかりがあります。私は混んでいるところが嫌いですので、敢えてホームの中程で撮りました。


昭和60年4月14日 武蔵野線 南流山駅にて EF8063牽引のC56回送列車

こちらは、EF8063にバトンタッチした後の写真です。運転速度の遅い列車は、途中駅の退避が多く設定されますので、武蔵野操車場で機関車を付け替えた後の列車にも余裕で間に合いました。日差しが強く、2枚ともハイコントラストで見難い写真になってしまったのが残念です。

お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、EF65・EF80共にラストナンバー車が牽引を担当しています。局報には号機指定は無かった筈ですので、単なる偶然でしょう。
蒸気機関車であるC56が未だ現役で走っているのに、それを牽引していた電機たちが廃車になってしまうとは、因果なものですね。


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C56160牽引 「SL奥久慈号」inつくば万博

2007-07-05 06:48:57 | 蒸気機関車
昨夜は激しい胃痛のため、更新準備ができませんでした。遅くなりましたが、只今アップしております。

今日は、つくば万博の開催に合わせて運転された、水郡線の「SL奥久慈号」をアップいたします。

当時、国鉄の本線走行可能なSLはC571とC56160のみで、C57は山口線専用でしたから、地方巡業に出られるのはC56だけという状況でした。
万博開催に合わせてということもあり、2週間という運転期間は、現在で考えても異例の設定であったと言えます。


昭和60年4月21日
確かこの写真は試運転であったと記憶しております。この時だけは客車が14系座席車で編成されており、その後の営業列車と違う雰囲気を醸し出していました。 


昭和60年5月8日
本営業運転は、12系客車になっています。


昭和60年5月8日

SL廃止後初めての復活ともなった水郡線では、試運転時から沿線火災が起きるなど問題が発生し、翌日からは消防ポンプ車が後追いで走るなど、防災対策が執られていました。
イベントも大変な苦労がありますね。

撮影地のメモを取っていなかったので、詳細な位置がわかりません。不備なご紹介になってしまいましたがご了承願います。

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