マル鉄回顧録

鉄道写真・鉄道模型を始め、バスやトラックなど、乗り物中心のブログです。昔の写真はマル鉄鉄道写真館で再編集しています。

保存車両:京急デハ230・蒸機9600(青木町公園)

2007-07-08 19:40:51 | 写真撮影
こんばんわ。
もう何週目でしょうか。またもや娘の水泳記録会で早朝からのお出かけでした。
今日の会場は、川口市にある「青木町公園」というところです。昔はプラネタリウムがある静かな広い公園というイメージだったと思いましたが、現在ではあらゆるスポーツが可能な運動公園と化しています。

昨年も同様の記録会があり、小学校以来ですから30数年振りくらいで訪れたのですが、変貌ぶりの他に保存車両があることに気がつきました。昨年は撮り忘れたので、今回改めて写真を撮ってきました。


まずは、京急のデハ230形です。


京急のデハ230形 デハ236 公園内からのショット
車内に入れる階段がついているのですが、開放している様子はありません。


道路側からのショット
園内側から見るより明らかに劣化しているのが判ります。


後部側の破損箇所が痛々しい。修復するにしても、雨どいなど全体的に修繕が必要になりそう。


参考までに案内板です。この車両って戦前製だったんですね。初めて知りました。
ちなみに、現役時代は写真を撮ったことはありません。


次に、蒸気機関車9600型です。


9600型9687です。
こちらは230型に連結するほど近くにあるのですが、屋根付きで状態はあまり悪くありません。台数も多く製造されましたので、保存車両も比較的多いのではないでしょうか。


顔をアップで撮ってみました。


今までいろいろな場所で保存車両を見ましたが、このような近くにあることを知りませんでした。まして、川口市と京急のつながりはまったくもって分かりません。
しかし、せっかく命を受けて残った車両たちですから、末永く大事に保存していきたいですね。
コメント (4)
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EF8195「北斗星1号」:下り1番列車

2007-07-08 03:26:54 | ブルートレイン:機関車・客車
またまたEF81ネタですが、話題のご提供がありましたので、札幌行き寝台特急「北斗星」の下り1番列車の写真をご覧いただきたいと思います。

青函トンネルの開通により、連絡船が廃止されるとともに、これに変わる渡道の手段として札幌行きの寝台特急「北斗星」が新設されました。
度重なる新幹線の開業により、寝台特急(といいますか、夜行列車全体)が斜陽となる中で、従来に無い豪華な設備を備えた特別列車のような特急の誕生に、鉄道ファンはおろか、社会全体がこの「北斗星」の登場に沸きました。

私も既に国鉄を退職し、土日休みの身でありましたので、記念すべき初日の写真を撮ろうと、友人とともに出かけました。

しかし、3月という時期で17時を過ぎてしまう時間、露出が足りるかどうか、賭けでした。

通過時刻が近づくと、辺りは刻々と暗くなってきた。撮れるのか・・・。
沿線は、鉄道ファンではない近所の住民たちで溢れかえる。話題性の大きさが伺える。
時間が迫るごとに露出を確認し、絞りは開放値のF1.9に。ISOは400。どのくらいの速度でくるのか、想像がつかない。それでもブラしたくなかったので、シャッタースピードを1/500にセット。(ここまでは実況風。)



昭和63年3月13日 土呂~東大宮間にて 下り1番列車「北斗星1号」

汽笛とともに迫ってきたのは、EF81の95号機レインボー塗装車でした。
その誇らしい姿に、緊張してシャッターを早めに切ってしまいました・・・。
明るさがかなりキツく感じたのですが、ネガフィルムでしたので、なんとか感容度がカバーしてくれたようです。記念の1発となりました。


take様からご質問のありました81号機の件ですが、調べましたところ、「北斗星」の運転に先駆けて3月4日に報道関係への公開運転が上野~東大宮操で実施され、初めて「北斗星」のヘッドマークを付けて運転されたのがEF8181だったそうです。
コメント (4)
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